758道 仕事の「プロセスを共有する」という大いなる学び

仕事の「プロセスを共有する」という大いなる学び

先日、とても貴重な経験をしました。

それは社長と一緒に

「プロジェクトの企画から実行までを行う」

という経験です。

つまり、

「仕事のプロセスを共有した」

ということなのです。

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年齢を重ねるメリット・デメリット

正直30歳も過ぎると、
仕事はできて当たり前になります。

とすると
細かい仕事のやり方というものを
いちいち指導されることはなくなります。

それは自身の成長とも取れますが
成長するきっかけが少なくなっているとも
とれるのです。

ただ今回は、
私が初めて扱う案件だったこと。

また
仕事における考え方や仮説・検証のプロセスを
共有することで

他の新人にも教えて欲しい
という社長の意図があって実現しました。

本来ならば、

「これとこれはこうだから、
このようにやっておいて」

で終わると思うのです。

単にタスクとして渡され
それをやり、報告するという流れ
になると思うのです。

また、そのやり方でも
私自身できると思います。

ただ、そうではなく、

情報の分析のやり方、
それにともなう競合の調査のやり方、
そこから顧客の強みの仮説立て、
検証の手法の提案という

「仕事の全体のプロセスを
一緒に共有してくれた」

のです。

それが自分にとってはとてもありがたく
とても学びになったのです。

社会人年数に応じた学び

社会人なりたての新人ならば
上司から同じような仕事のプロセスの共有を
やってもらうこともあるでしょう。

でも実はこのプロセスの共有は

新人の期間においては
今何をやっているのかわからないまま
単なる作業として行うだけで、

その貴重な体験を

「貴重だと思えない」

と思うのです。

ある程度仕事の流れがわかり
視野が広がった年齢になったからこそ
このように

「単にタスクとして指示される」

だけでなく

「プロセスを共有してもらえる」

機会があることをとてもありがたく思うことが
できるようになったと思うのです。

このメルマガをお読みの多くの方は
部下をもち、指示・指導する立場の人が
多いでしょう。

そして多くの場合、
仕事をタスク化して細分化し、

その進捗の状況を確認する
という流れをしていませんか?

そのやり方が悪い
というわけではないのですが、

仕事の進捗だけでなく
部下の育成という観点からすると

たまには仕事のプロセスを
共有することをおススメします。

単なるタスクをこなす業務だと
渡された部下たちは、

わけもわからず
自分がいまどこのどの部分の
仕事をしているのかわからないままに

言われたことをこなすだけの
仕事を仕事と思ってしまいがちです。

その状況が当たり前になると

「自分で考えて行動する」

ということができなくなります。

「主体性をもって仕事に取り組む」

ということが難しくなるのです。

その原因としては
本人の意識ややる気の問題もありますが

「部分的な仕事をこなすことが仕事」

だと思ってしまっているのです。

言われたことをやればいいと
思ってしまうのです。

その思考が染みついた人を
育成していくのはとても大変なのです。

成長のためにもプロセスを共有しよう

「仕事が最初から最後までを
どのような基準や手法で行われているのか」

ということを
共有することで人は成長するのです。

仕事のプロセスを共有することで
新たな視点や気づきを得られ

人は更なる成長を遂げる
のです。

たまにはそんな場に身を置いてみたり
そんな機会を提供してあげてはどうでしょうか?

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