901道 7年たって3.11を振り返って

3月11日

7年たって3.11を振り返って

7年前の3月11日に東日本大震災が発生しました。

あれから7年経ちました。

私にとっては

「もう7年」

かもしれませんが、
実際に被災された方にとっては

「まだ7年」

だと思います。

時間の経過というのは
当事者とそれ以外の人とでは違うものです。

「記憶を風化させない」

ということが謡われていますが、
当事者でない我々は一体何ができるのでしょうか?

7年たって改めて考えるのです。

スポンサーリンク
second




仕事ができるのは当たり前ではない

私が思うのは、

「今の仕事ができるありがたさを実感する」

ことです。

7年前の当時は、あなたは何をしていましたか?

私はまだ飲食店の店長をしていて
ちょうど銀行に両替に行っていました。

店に戻るとグラスが割れていて、
掃除をしながら開店前の準備に備えました。

ただ、電車が動かずアルバイトのメンバーが来れず、
自分と副店長の二人で開店準備を行っていました。

「こんな日にお客様なんて来るのかな?」

と思っていたら、
電車が動かず居場所を求めて多くのお客様が
押し寄せてきました。

そんな中、店には店員が私ともう一人の二人しかおらず、
途中でマネージャーが応援にきたものの乱れまくり。。。
(乱れるとは忙しすぎて作業が追い付かない状態です)

お客様はどんどんくるものの、
対応できずにてんやわんやしていたことを
今でも覚えています。

その時はとってもツラかったのですが、
今となっては懐かしい思い出の一つです。

その記憶が私にとっての3.11の記憶であり、
それはつまるところ、

「働くことで誰かの役に立てる」

ということを実感するということなのです。

私たちの仕事は成長と感謝の循環である

当時の居酒屋の仕事ならば、
大切な人と時間を過ごすお客様に快適な空間を提供することです。

採用の仕事ならば、
就職と採用をしたい学生と企業との出会いの場を提供することです。

Webの仕事ならば、
商品やサービスを広め伝える手助けをすることです。

仕事はすべて誰かの役に立つためにするもの。

そのために自分ができる能力を発揮し、
成長と感謝の循環によって充実感を得ることが、

働くことによって得られる
一番のご褒美だと思うのです。

そんな働くことの意義を考えるのが
私にとっての震災を忘れないということです。

それが正しいのかはわかりません。

ボランティアなどもっと直接的な何かをすべきなのかもしれません。

でも、これが私なりの
記憶を風化させない取り組みなのです。

みなさんはどう思いますか?

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second