1051道 人生で一番多くの時間を費やしている日常生活でいかに快楽を得られるか

日常生活の幸せ

人生で一番多くの時間を費やしている日常生活でいかに快楽を得られるか

人間は快楽を求め続ける動物です。

たとえ今が満ちていても
更なる快楽を求めてしまいます。

より多くの、より大きな快楽を求めて
もっと、もっとを求めています。

・今よりもっとお金が欲しい
・今よりもっと尊敬されたい
・今よりもっと地位を高めたい
・今よりもっといいものを身につけたい

などなど、
その欲望には際限がないものです。

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快楽を求め続ける先に何があるのか

でも、ふと足元を見ると
日常にもたくさんの快楽に満ちています。

例えば、

・美味しいものをお腹いっぱい食べること、
・好きな本やゲームに熱中すること、
・ぐっすり眠ること、
・通勤の際に座れたこと、

こうした小さな快楽でも十分ではないでしょうか。

なぜなら、快楽といったものは一瞬で、
求めても、求めてもすぐになくなってしまいます。

より多くの快楽を求めすぎる人は、
やがて小さな快楽では満足できなくなり、
より多くの快楽を求めてしまいます。

それはつまり、更なる快楽を求めれば求めるほど、
それによって得られる満足感・幸福感が小さくなるのです。

結局イライラして
一生を終えることになるかもしれません。

快楽よりも安楽を求めよ

ふつうに暮らしていても、
特別な何かを得ることがなくとも、

身のまわりにある小さな快楽は
いくらでも見つけられます。

であるならば、
より多くの快楽を追い求めるのではなく、

日常にある小さな快楽で満足する
「安楽」を求めてみればどうでしょう。

日常の小さな快楽が積み重なって、
継続していくことが「安楽」です。

日常を生きる我々が
非日常を求めるのは悪いことではないし、

時として非日常があるからこそ
日常に張りがでることは私自身も実感しています。

でもだからこそ
日常を大事にすべきです。

人生の大部分を占める日常において
快楽を得られることこそが、

小さな幸せとして生きていけるコツなのです。

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