1057道 相手からの褒め言葉を素直に受け止めていますか?

拍手喝采

相手からの褒め言葉を素直に受け止めていますか?

例えば、

「君は素晴らしい人だよね」

と褒められたとしましょう。

その時あなたは、

「ありがとう!
あなたに褒めてもらえて嬉しいよ」

と素直に受け入れることができるでしょうか?

それとも、

「誰にでも言っているんじゃないの」
「いやいや、私なんてまだまだですよ」

と必要もない憎まれ口をたたいたり、
遠慮する言葉を返してしまいますか?

どちらのタイプでしょうか?

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自信のない人は相手の好意を受け取っていない可能性が高い

人間には、内面と外の世界を一致させよう
とする心の働きがあります。

「自分には価値がない…」
「自分なんて良いところなんてない…」

と思い込んでしまっている内面があると

「褒められる、認められる、称賛される」

というような幸せな状態になると
居心地悪くなってしまい、

無意識に内面の不幸な状態に合わせる
ような言動をとってしまうのです。

ちょっと褒められただけでも
無価値観が強い人は、

その言葉を素直に受け入れることができません。

それどころか、
褒めてくれている相手を無視したり、
そっけない態度をとったり、
笑ってごまかしたりと

好ましくない態度をとってしまいます。

そうすると、
悪い態度をとられた人は、
嫌な気分になってしまいます。

そんな態度の人に好んで近づきたい
と思う人はいないので、

その時は褒めてくれた人ですら
次第に離れていってしまいます。

すると、

「ほらね。やっぱり私には
価値なんてないんだよね…」
「私にはひとりがお似合いだから…」

と内面と外の状況が一致して
ほっとしてしまうのです。

自身が受け取るから周りの人に渡せるもの

もちろん、謙虚さのために
相手の言葉を遠慮してしまうこともあるものです。

でも、
よーく考えてみてください。

褒めた相手からしても
せっかくの言葉を素直に受け入れてもらうのと、

遠慮する様子を全面に出されるのでは、
受け取る心象も大きく違いますよね。

褒めた相手のためにも
贈られた言葉はしっかりと受け止めるべきなのです。

恥ずかしくても、
居心地が悪くても、

まずはあなたを認めて、
褒めてくれる人の言葉を信頼してみましょう。

自分に価値があるとは
すぐに思えなくても、

誰かを信頼することから
始めればいいのです。

「この人なら信頼できる」

という人を探して、
その人が伝えてくれるあなたの価値を
信頼してみましょう。

そして、褒められることに
抵抗がない人は素直にその言葉を受け取りましょう。

褒めてもらった人は
今度は誰かを褒めてあげたくなるもの。

この好循環がうまく回ると
よりよい社会になりそうではありませんか?

まずは自分から始めてみましょう。

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