1175道 やる気はあるけども、やる気がでないとき。それは「熟成」が必要な時かもしれません

気持ちを熟成させるために必要な時間

「今のままじゃダメだ」
「もっと成長したい!」

ふと、このように思う時期ありませんか?

例えば、入社して数年たつと、
ある程度仕事にも慣れてきて、

「私のやりたいことってこれでいいんだっけ?」

と悩むことありませんか?

例えば、もうすぐ30歳になる頃に、

「もうすぐ30歳だけど
この仕事をやり続けることがいいんだっけ?」

と思い悩むことありませんか?

例えば、もうすぐ定年になる頃に、

「定年で仕事をやめた後に何をする?
やりがいを感じることって何なのだろう?」

と思い悩むことありませんか?

誰しもふと、思い悩むことがあるはずです。

そして、気持ちを新たに

「よし!何か新しいことに
挑戦してみよう」

と思いつつも、

「でも、やる気が出ない・・・」

として
平日の夜は家でまったり、
休みの日はぐーたらしてしまう。。。

心の底に気力はあるものの、
一方で休みの日は無気力になってしまう。

このジレンマが生じることあるものです。
(少なくとも私は過去にありました)

そうしたジレンマが生じる原因は
なんなのでしょうか?

私が思うに

「やらなければならない」

という思い込みと、

「身体がついていかない」

というギャップによって生じる
ものなのです。

スポンサーリンク
second




Contents

思考と感情と体のバランスがくずれている

「変化するためには
新しいことをやらなければならない」

と、この考えは正しいのですが
それが強迫観念のような思考になっていると

「やらなければならないが、
やろうとすると行動はできない」

という不具合が生じるのです。

思考と気持ちと身体のバランスがとれていないのです。

「今を変えたい」
「もっと成長したい」

という気持ちは
誰かに言われてやらされていることなのでしょうか?

「must(やらなければならない)」
なのでしょうか?

よくよく考えると違うはずです。

本来、成長したいという気持ちは

「want(やりたい)」

という気持ちから生じるものなのです。

戦術的思考のみで変化を起こすのは
とても難しいものです。

これができるのはよほどの覚悟と意思力が必要です。

私を含めて、一般の人としては

「思考に感情という気持ちを重ねることで
行動を促進していく」

ことが望ましいのです。

そのために、心の底から

「やりたい」

という気持ちを大事にしましょう。

「やりたい」

が明確になると、
自然と身体もついてくるものです。

気持ちを「熟成」させ最適な状態へと仕立て上げる

そして、
心の底からのやりたいには、
時間がかかるものです。

それは言い換えるならば

「熟成させること」

です。

熟成肉というものがあります。

熟成肉は、お肉を「寝かせる」ことで、
肉の中の酵素によってタンパク質が分解され旨み成分ができて
さらに柔らかさも引き出されるのです。

つまり、熟成させることで
いつも以上の美味しさを引き出すことができるのです。

それと同じで(同じではないか笑)
我々の気持ちも

最適な状態になるためには

「熟成する時間」

が必要なのです。

それ1ヶ月なのか、数ヶ月なのか、
はたまた数年かかるのかはわかりません。

でも、脂がのって(肉の場合は)
最高の食べ時(肉の場合は)まで熟成させるように、

やりたいという気持ちを熟成させて、
行動するためにベストなタイミングに至るまで
熟成させることは

長い人生を過ごすためには必要な時間である
と思うのです。

時間を費やすからこそ切り開くことができる道もある

「やらなけらばならない」

ではなく、

「やりたい」

という気持ちから行動する。

そのために必要な時間を費やすという
ゆとりと希望を持ちましょう。

そしてそれを戦略としましょう。

すぐに変化が生じるものではないので
モヤモヤが残るかもしれません。

でも、長期的な視野でみると、

「心の底から湧き出る気持ちから行動する」

ということが、
最も効率的で効果的なのです。

急がば回れ。

ゆっくりでも、やきもきしていても、
そんな自分でも、そんな生き方も
いいのではないでしょうか。

少なくとも私はそう感じています。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second