<83号 心の日めくりカレンダー>

「私は毎日心の日めくりカレンダー
をめくっているんです」

そう言う人がいました。

■その言葉を聞いたとき、
とても素敵な響きだと感じました。

それは自分自身が持っている「一日」に対する
イメージからくるものだと思うのです。

私がこの言葉を聞いたとき、

自分の一日の目標がそのカレンダーに書き込まれていて、
それをしっかりとやり遂げ、一日を終えていく。

そういった事をイメージしていました。

これは私が一日をそういった形で終えたい
というものを持っているからだと思います。

つまり毎日に目標があり、
それを成し遂げるために努力している。

日々充実感をもって働くことができ、
毎日に満足している。

こういった願望を持っているのです。

それが「心の日めくりカレンダー」という
言葉を聞くことで喚起されたのだと思うのです。

■しかし、その人が「心の日めくりカレンダー」
という言葉を使った意味は、

「年末の休みがくるまであと何日~ということを
数えているのです」

というものでした。

言葉は同じであっても、
受け取り方は人によって大いに違う。

改めてそう思うのです。

そして、ある言葉から受ける影響は、
その人のいる環境や思考によって大いに変わる。

だからこそ自身のいる環境は、
自身の将来の方向性を形作る上でとても重要だし、

自身の考え方や思考を磨いていくことも重要です。

そのために今自分自身が「常識」「正義」「絶対」
と思っていることをただ信じるのではなく、

「本当にそれでいいのか?」

「これが正解なのか?」

と疑うことも必要になってきます。

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