昨日は定例の個別コーチングの日でした。
ここ最近、私(神田)は、新規プロジェクトの立ち上げ
のために色々なコンセプトを考えたり
しています。
しかし、その際にひっかかる部分が
あったのでそのことについて聞いてもらったり
しました。
そこで、一つの固定観念があることに
気が付いたのです。
■私(神田)にとって、
何か新しい事を始める際には、
その内容やプロセスは
「完全」
でなければならない、
という考えがあったのです。
つまり100%に近い状態でなければ
周りの人に伝えられないし、
それを打ち出すことはできないと
思っていたのです。
だからこそ、企画を練っては練り、
それを繰り返し、実行までになかなか
至らないのです。
■ただ、新しい事が最初から
「完全である」
ということは難しいと思います。
途中で修正しながら
より良いものに仕上げていくと思います。
もちろん、中途半端で始めてよい
ということではありません。
その時点でベストだと思えるもので
スタートをきるべきだということなのです。
ただ、いくらその時点でベストだと思っていても、
始めてみると、もっと良いものになることは
必ずあると思います。
それを、
「まだ完全ではない」
「もっと良いものができるはず」
「まだ準備が足りない」
そう思ってひたすらに準備をするだけでは
一向に前に進みません。
期限を決めて、
その時点までの最高の状態が出来たならば、
次はそれを告知していくべきなのです。
しかし、私(神田)には、
「もっと良いものができるはず」
「これが100%だとは思えない」
といった考えが浮かび、
行ったり来たりを繰り返しているのです。
■そこで言葉の定義を変える必要がありました。
私(神田)にとっては
「完全である」
という言葉は、むしろ
「完璧でなければならない」
という定義になっていたのです。
「完璧でなければならない」
とすると
考えるだけで、
行動に移せないタイプになってしまっているのです。
そこで、
言葉の定義を変えました。
「完全である」
という言葉を、
「その時点でのベストの状態である」
という定義に書き直したのです。
そうすることで、心の負担が減ったように
感じるのです。
決して完璧でなければならないわけではない。
その時点でのベストであればいいのだ。
ならば、その時点のベストであるために
今取り組んでいこう。
そしてその時点でのベストでもって
外部に告知していこうと。
自分が持っている言葉の定義を変えるだけで、
こんなにも感覚が変わるのかということを
改めて感じたのです。
■このように、それぞれの人が
各々の言葉の定義を持っています。
それが原因となって
行動を妨げてしまうことも多々あると思います。
そんな際は、その
「古い言葉の定義」
を、
望む方向へ行くための
「新しい言葉の定義」
に、書き換えればよいのです。
ただ、それを一人で行うのは困難です。
そんな際には、自身が尊敬でき、信頼できる人に
相談してみるべきです。
私にはコーチがいます。
だから書き換えは比較的容易にできます。
そして私自身もコーチとして、
言葉の定義の書き換えを行っています。
皆さんにもそのようなコーチはいますか?
人生のコーチの存在は、
あなたの人生を確実に良い方向へと
導いてくれるでしょう。