<166号 言葉の定義を書き換えると、望む人生を手に入れやすくなる>

昨日は定例の個別コーチングの日でした。

ここ最近、私(神田)は、新規プロジェクトの立ち上げ
のために色々なコンセプトを考えたり
しています。

しかし、その際にひっかかる部分が
あったのでそのことについて聞いてもらったり
しました。

そこで、一つの固定観念があることに
気が付いたのです。

■私(神田)にとって、

何か新しい事を始める際には、
その内容やプロセスは

「完全」

でなければならない、
という考えがあったのです。

つまり100%に近い状態でなければ
周りの人に伝えられないし、

それを打ち出すことはできないと
思っていたのです。

だからこそ、企画を練っては練り、
それを繰り返し、実行までになかなか
至らないのです。

■ただ、新しい事が最初から

「完全である」

ということは難しいと思います。

途中で修正しながら
より良いものに仕上げていくと思います。

もちろん、中途半端で始めてよい
ということではありません。

その時点でベストだと思えるもので
スタートをきるべきだということなのです。

ただ、いくらその時点でベストだと思っていても、
始めてみると、もっと良いものになることは
必ずあると思います。

それを、

「まだ完全ではない」

「もっと良いものができるはず」

「まだ準備が足りない」

そう思ってひたすらに準備をするだけでは
一向に前に進みません。

期限を決めて、
その時点までの最高の状態が出来たならば、
次はそれを告知していくべきなのです。

しかし、私(神田)には、

「もっと良いものができるはず」

「これが100%だとは思えない」

といった考えが浮かび、
行ったり来たりを繰り返しているのです。

■そこで言葉の定義を変える必要がありました。

私(神田)にとっては

「完全である」

という言葉は、むしろ

「完璧でなければならない」

という定義になっていたのです。

「完璧でなければならない」

とすると

考えるだけで、
行動に移せないタイプになってしまっているのです。

そこで、
言葉の定義を変えました。

「完全である」

という言葉を、

「その時点でのベストの状態である」

という定義に書き直したのです。

そうすることで、心の負担が減ったように
感じるのです。

決して完璧でなければならないわけではない。

その時点でのベストであればいいのだ。

ならば、その時点のベストであるために
今取り組んでいこう。

そしてその時点でのベストでもって
外部に告知していこうと。

自分が持っている言葉の定義を変えるだけで、
こんなにも感覚が変わるのかということを
改めて感じたのです。

■このように、それぞれの人が
各々の言葉の定義を持っています。

それが原因となって
行動を妨げてしまうことも多々あると思います。

そんな際は、その

「古い言葉の定義」

を、

望む方向へ行くための

「新しい言葉の定義」

に、書き換えればよいのです。

ただ、それを一人で行うのは困難です。

そんな際には、自身が尊敬でき、信頼できる人に
相談してみるべきです。

私にはコーチがいます。

だから書き換えは比較的容易にできます。

そして私自身もコーチとして、
言葉の定義の書き換えを行っています。

皆さんにもそのようなコーチはいますか?

人生のコーチの存在は、
あなたの人生を確実に良い方向へと
導いてくれるでしょう。

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