<195号 「ちょっとした気遣い」から見える仕事の本質>

昨日、家の近くのとあるラーメン屋に
行きました。

ラーメンの種類が中華そばとキムチラーメンだけ
というお店。

そう、昔ながらのラーメン屋です。

恐らく個人店で、
清潔なお店とは言えません(笑)

ただ味は美味しかったです。

■そこで私(神田)が感じたことは、
味についてではありません。

サービスについてです。

サービスといっても
大したことではありません。

ラーメンを出してくれた際に、
はしの箱を開けて取りやすくしてくれたこと。

その後、そっとティッシュの箱を出してくれたこと。

これだけです。

私(神田)は、このサービスだけで

「気が利くなぁ」

と思ったのです。

■果たして皆さんはどう思うでしょうか?

まったく気にしませんか?

そんなこと当然だと思いますか?

ふーん、と思うだけですか?

それは人それぞれかと思います。

ただ、私(神田)は気になったのです。

その理由は、もともと私が
サービス業に携わっていたからだと思います。

■サービスについては
今でも人一倍敏感だと思います。

目に入る人の動作は、無意識にでも
すべてチェックしていると思います。

前職ゆえの職業病的な感じですね(笑)

以前から私(神田)は思っていました。

サービスとは、そんなに大業なものではないと。

飲食店でお客様が来店したら、
従業員全員で声を合わせてお出迎えの発声を
することがサービスの本質ではないと思うのです。

懇切丁寧に商品知識を説明することが
サービスの本質ではないと思うのです。

馴染みのお客様には、より親身な対応をすること
がサービスの本質ではないと思うのです。

私(神田)が思うサービスとは、

「ちょっとした気遣い」

だと思うのです。

ほんの些細な気遣いです。

■それはちょっとした一言を添える
ことかもしれません。

お客様の表情から求めていることに
気づくことかもしれません。

そっとドアをひくことかもしれません。

こちらから声をかけることかもしれません。

そういったちょっとした気遣いが
サービスだと思うのです。

そしてそのサービスは、
店舗や営業所においてのみ通用するものでは
ないと思います。

日頃の自身の行動すべてに当てはまると
思うのです。

■日頃どれだけ

「ちょっとした気遣い」

を周りの人にしているでしょうか?

これは、サービス業に従事している人だけでなく、
営業、事務、販売、運輸、製造といった

人と関わる仕事についている人すべてに
必要なことなのです。

人と関わって仕事をする以上、
人との関係性を円滑にすることは
とても大切です。

そのための一つの有効な手段が

「ちょっとした気遣い」

なのです。

「ちょっとした気遣い」

があることで、会話が生まれ、
関係性が深まっていくのです。

「ちょっとした気遣い」

があることで、その人の見方が変わり、
印象が変わり、関わり方が変わっていくのです。

人と関わり働くすべての人に当てはまることが、
この

「ちょっとした気遣い」

です。

あなたも
何か一つ でもアクションを起こしてみませんか?

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second