生き方に迷っている人へ推奨する生き方とは?
普段よく聞く言葉として「サービス」
というものがあります。
このサービスについて
興味深い話を聞いたのでご紹介したいと思います。
■サービスを提供する分類として、
実は大きく二つあるのです。
それは、
「接客」と「接遇」です。
「接客」とは西洋的思考を背景にしたもので、
サービスを提供するということです。
この西洋的思考を背景にしたサービスとは
「いつでも、どこでも、誰にでも」
というものをカタチにしたものです。
■一方で日本におけるサービスとは
この接客とは違うのです。
日本には、「接遇」という背景があるのです。
接遇とはわかりやすく言うと
「おもてなし」
の提供であり、
「今だけ、ここだけ、あなただけ」
というものをカタチにしたものです。
これは日本ならではの価値観なのです。
■よくよく見ると、サービスとおもてなしは
実は真逆のものであることがわかります。
サービスと聞くと
すべてひとまとめにとらえられがちですが、
こんなにも違いがあるのです。
日本には日本特有の文化があり、
価値観があるのです。
この話を聞いた時、
「日本人として生きる」とはどういうことだろう?
と考えるものがあったのです。
■今の時代、グローバル化し、世界中の情報が手に入ります。
その情報は一見するとただの情報であるように
思われますが、
その情報のバックグラウンドにはさまざまな
思考や慣習や歴史があります。
西洋的発想をバックグラウンドにした情報もあれば、
東洋的発想をバックグラウンドにした情報もあります。
それに気づかず、
すべての情報は均一のものであり、
だれもが好きに選択し、
自分のものとしてインストールできるかというと
それは違うのです。
文化圏、歴史観、民族性といったもので、
受け入れ方には差が出てくるのです。
日本人には、日本人に適した
思考の特徴があり、それは代々受け継がれて
きたものなのです。
例え自分では気が付いていなくても
歴史がそれを証明しているのです。
■そのため、日本人としての誇りを持ち、
世界に負けない日本人として生きる。
そんな生き方もありだと思えるようになったのです。
たとえ、特別な思想や能力がなくても、
ただ日本に生まれ、祖先から受け継がれてきた
日本人としての生き方を追い求めていくだけで
それは立派な自分自身の生き様になると思うのです。
日本人としての生き方とは、
「親切心」「真面目で勤勉」「信頼できる」
「気配り」「謙虚」「礼儀正しさ」「協調性」
こうしたものです。
■そんな日本人的気質を最大限に発揮するという人生も、
歴史の中に生きている一人の人間としてみるとやりがいがあるのではないでしょうか?
自分の生き方に迷っている人へお伝えできる生き方として、
「日本人として生きる」
ということを推奨します。