ここ数日で、スターウォーズシリーズを全作品見る
ということをしていました。
映画とはいえ、
その内容からも学ぶことがたくさんありました。
特に印象に残ったのが、
スカイウォーカー(主人公)が正義の道から悪の道へ
堕ちていく過程についてです。
正義の騎士が、愛する妻を守るために
悪の力を求めてしまうのです。
詳しいストーリーについては映画を見てもらえば
と思います(笑)
■ストーリーの中で、
師匠であるヨーダからこんな言葉が出てきます。
「喪失への恐れを捨てよ。
深い執着は嫉妬を生み、欲望の影が忍び寄る」
「自らの心を鍛えて失うことへの恐れを捨てるのだ」
■人は誰しも自身が大切にするものが
あります。
それが、友人であり、家族であり、恋人かもしれません。
人ではなく、所有物かもしれません。
または地位や名声かもしれません。
自由や時間、充実感かもしれません。
何にせよ、一度得たものを失うとしたら
そこには恐怖を抱くと思います。
大きな喪失感を得ると思います。
だから執着心が芽生え、嫉妬心となり、
欲望の渦へと巻き込まれていくのです。
そしてそれを回避するために様々な手段を
講じることになるのです。
それって人間なら誰にもある感情だと思うのです。
■そんな際、思いが強ければ強い人ほど
自分が思う正義を達成するためには
手段を問わないのです。
だからこそ力を求めてしまうのです。
たとえそれが人道に反していたとしても、
自らの願いを叶えるためには仕方がないと思うのです。
強すぎる思いは、一種の狂気です。
周りの人には受け入れがたいものがあります。
ただ、そういう人だからこそエネルギーが高く、
行動力があり、周りより飛び抜けていくのです。
善と悪は紙一重なのです。
正と邪も紙一重です。
■映画を見ながらそんなことを考えていました。
ちょっと難しい話になりそうですが、
つまるところ、まとめると、
「自らの心を鍛えて失うことへの恐れを捨てるのだ」
ということなのです(笑)