どんな人にも当てはまる
自分自身の成長を邪魔するものがあります。
これは言われてみないと気づかない
ある意味とてもやっかいなものです。
それは
自分自身が信じている
「正しさ」
です。
つまり、
「○○はこうあるべきだ」
「こっちが正しくて、あっちが正しくない」
という自分の判断基準となるものです。
■では、なぜこの正しさが
「成長の邪魔」をするのか?
それは、
自分の考えにあっていないものに
感情的に反応や、対応をしていると、
いつまでたっても人としての幅が
広がらないということなのです。
■私たちは、生まれてから今日までの間、
まったく同じ経験を積み重ねてきた
という人はいません。
それぞれの育ってきた環境の中で
「自分の正しさ」
という世界の中での常識を作り上げてきました。
そして、いつのまにか、
「自分の常識」=「全員同じように思っている」
と勝手に思い込んでいるのです。
■でも、現実は、
正しさは人によって大きく違います。
なぜなら、
それぞれがそれぞれのことを
正しいと思っているし、
自分のやっていることが
みんなもやっている常識だと
思い込んでいるからです。
■考え方や、正しさは、
「人によって違う」
のです。
このことを、
本当に理解していないと、
自分の考えと違った内容や、
出来事がおきた際に
人は防衛本能として
自分と違う考えの人を
攻撃したくなるのです。
そういう反応をしてしまうと、
いつまでたっても自分が正しいと
思うことしか情報は入ってきません。
そうすると、
成長できる範囲も狭まってしまうのです。
「正しさ」というものをコントロールして
より多くの価値観に理解を示すことが
できた方が、
より多くの情報と機会とチャンスを
得ることができるのです。
■だからこそ、
「素直な人であること」
というのはとても大切な基本的な要素なのです。
自分自身の正しさを大切にしながらも
相手の正しさにも理解と敬意を持つ。
これが人として成長する上で
大切なことなのです。
たとえ「イラッ!」とすることがあっても、
まずは「なんでそういう風に思うの?」
と頭ごなしに判断するのではなく、
まずは相手がなぜそう思ったのかを
理解するようにしてみましょう。
きっと毎日の見える世界が
変わってくるはずですから~
言われてみないとなかなか気付けない。
もしくはわかっても実践しにくい内容かもしれませんが、
まずは意識からでもやってみましょう。