357道 多様性を受け入れる

人はそれぞれ悩みを抱えていると思います。

ただ、その悩みを抱えるに至った原因の大部分は

「とある共通点」

によると思うのです。

今日はそんな話です。

■人が悩むのは、自分が考えている、想定している
こととずれているからだと思います。

人が怒るのも、自分が持っている自分基準を
破られるから怒るのです。

悩むということも人それぞれの基準があります。

それとずれているから悩むのです。

つまり人は

「自分が見ている世界」

「すべての人にも通ずる世界」

であると
知らないうちに思い込んでいるのです。

自分の「基準」を、
周りの人も同じ「基準」を持っていると
思っているということなのです。

そうして自分の世界ができてしまい、
それを基準としてあらゆる物事を判断してしまうのです。

つまり、

「自分基準」

というものがあるから、
人は悩み、怒るのです。

■それを回避するために必要なのは

「多様性を受け入れる」

ということです。

当然ですが、
世の中には様々な人がいて、
様々な価値観を持った人に満ちています。

ただ、例えば会社にどっぷり浸かって
仕事に集中している人は、

その会社の価値観に染まってしまうことが
よくあります。

すると会社独自の価値観に染まり、
それが自分基準となり、
他の価値化を受け入れにくくなるのです。

「まさかそんな!」
と思うかもしれませんが、
そのような人は多いのです。

■だから外の世界に出ていく
ということが必要になるのです。

社外のコミュニティに越境して
何らかの学びの経験をする必要があるのです。

そうして多様性に触れる必要があるのです。

社外のコミュニティに越境して
何らかの学びの経験をした人は、

当初は自分の会社の価値観と社外のコミュニティの価値観に
戸惑うものの、
やがて価値観の違いがあることを
自然に受け入れるようになってきます。

複数の価値観が同時に存在する曖昧な状態を
心地よく感じるようになるのです。

それが

「多様性を受け入れる」

ということなのです。

■多様性を受け入れられると、

自分の考えがすべてではなく、
他の人には他の基準による考えがあることが
自然にわかるので、

他人との衝突や無駄な論争がなくなります。

それだけでも世界は平和になります。

自分の心にも余裕ができます。

他人に寛容になれます。

悩みがなくなり、怒りがわいてこなくなります。

そうなったら人生楽しくなりそうですよね?

ならば少し外の世界に出て、
多様な価値観を受け入れ、多様性を受け入れる態勢を
整えてみることをおススメします。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second