401道 我が道となる第一歩

先日二日間で、
とある大学にて、大学4年生向けに

「国家資格であるキャリアコンサルタントによる
卒論、就活、その他もろもろのお悩み相談会」

を開催しました。

■私は今、大学内で合同企業説明会を
企画・実行する会社で仕事をしているのですが、

通常の学内説明会を開いても、
なかなか学生は来ません。

そのため、何か一つ企画を打ち、
学生の集客を行おうと思ったのです。

そこで、今の学生が一番困っていそうな

「卒論」と「就活」

に関連した相談会を開いたのです。

■正直、1日目は学生が一人しか来ず、
来てくれたキャリアコンサルタントの方々には
とてつもないご迷惑をおかけしたものでした。。。

企画から実行まで1週間程度しかなく、
充分な告知ができていなかったのは事実です。

または、今の学生には対面での支援というのは
受け入れられないのだろうか?

企画自体がニーズに合っていなかったのだろうか?

そんな風にも思ったものでした。

■ただ、2日目は4人の学生が来てくれました。

そのうちの一人の学生は昨日も来てくれた学生でした。

「昨日相談にのってもらってよかったから」

とお友達も連れてきてくれたのです。

■たまたま、2日連続で来てくれていた同じ
キャリアコンサルタントの方にもう一度お話し
してもらいました。

結局その学生は次回の別の就活イベントにも
参加してくれることになりそうです。

最初は、公務員試験に注力したいということで
就活のことはあまり考えていなかったので

この2日で何かが動き始めたように思います。

■帰り際、その学生が言っていました。

「今まですごく否定されてきたけど、
すべてを受け入れてもらえたように感じた」

「不安があってもいいということを
言ってもらえたんです」

「やりたい事もあきらめなくていいって
言ってもらえたんです」

「すごく優しかったです」

その学生は気持ちと行動が変わったのです。

■また、一緒にきた友人は最初からとても
オドオドしていました。

見てすぐに大丈夫かな?と思うくらい。。。

面接でいろいろ言われたらしく
本当にメンタルやられている様子でした。

その学生は結局3時間くらいキャリアコンサルタント
の人と話をしていました。

途中涙を流しているようでした。

それでもその後は企業説明会に参加し、
3社くらい会社の話を聞いていました。

最初のオドオド感は弱まっていました。

その学生も、気持ちと行動が変わったように
思いました。

■一人のキャリアコンサルタントの関りで、

一人の学生の気持ちと行動が変わり、

さらにはその友達の学生の気持ちと行動も
変わったのです。

そのキャリアコンサルタントの方が凄い
というのもありますが、

キャリアコンサルティングのもつ素晴らしさ
というものも改めて感じたのです。

■この企画自体は、
成功か失敗かでいうと

学生があまり集まらなかったので
正直成功とはいえないのですが、

「やってみてよかった」

と思うのです。

そしてその価値を伝えていくことを
同じ資格を持つ自分としてもやっていきたい

そう思うのです。

■そのためには一人では難しく、
協力してくれる仲間が必要です。

そんな仲間と出会うべく、

また、キャリアコンサルティングを
必要としている人々に出会うべく、

日々活動していこうと思うのです。

それが我が道をゆくことになるのです。

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