436道 学びが熱心な人ほど迷って動けないという不都合な事実

知的好奇心が旺盛ゆえの停滞

みなさんの周りにはとても学びが好きで
熱心な人がいないでしょうか?

色々なセミナーや勉強会に参加し、
質問やアドバイスをもらったりする人達です。

とても熱心で、行動力もあり、
素敵ですよね。

でも、その人達がみんな
望む結果を手にしているか?

というとそうでもないと思うのです。

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もっと知識が必要だ
まだまだ知識が足りていない症候群

社会人になってからの学びの多くは、
学んだ後に何かに活かすことが多いと思います。

「こういう風に自分の生活に活かして
更なる何かを得たい」から学ぶのだと思います。

学生のように、

一方的に知識を習得して終わり、
ということはないはずです。

インプットしたら
アウトプットすることが大切です。

ただ、学びに熱心で、真面目な人ほど、

「もっと勉強しなければならない」

「もっと知識をつけなければならない」

「まだまだ自分には足りていない」

そう思ってしまう傾向があるようです。

かくいう自分もその気色があるのですが(笑)

そういう人ほど(そういう自分も)

学びや勉強に時間を割き、
インプットに傾注しすぎて

それを実践したり、
アウトプットすることを

後回しにしてしまうのです。

その人たち(自分には)

後回しにしているつもりはなく、

まだまだ知識が不足しているから
優先順位として学ぶ必要があると
本当に思っているだけなんですけどね(笑)

ただ、はたから見ると
違うようにみえるんですよね(汗)

そうして学ぶことに注力し、
学ぶことが目的になり、

結局自分が望む結果が
なかなか得られないのです。

(もともとは学んだスキルを活かして
何かを成し遂げたいと思っていたはずなのに)

人との出会いを大切にし、素直がゆえの混乱

またよく、

いろんな方から積極的にアドバイスを
もらっている人たちもみかけます。

そういう人たちも
熱心で、行動力があるように見えます。

ただ、そういう人たちが意外と

「実際には行動していない」

もしくは、

「行動が中途半端になっている」

ということがあったりします。

1つの分野に対して
複数の人からアドバイスをもらうと

「動けなくなる」

のです。

なぜなら、
同じ分野に対して
複数のアドバイスをもらうと

自分がどう動こうか決めきれず
混乱するのです。

「色んな人の話を聞くことは
とても役に立つ」

「自分の行動を加速させるために
必要不可欠である」

と思ってした行動が、
実は自分の首を絞めていた

ということになるのです。

すべての物事には素晴らしい側面がある

ある人がするアドバイスは
とても価値があると思います。

もう一方で、別な方のアドバイスも
とても価値があると思います。

結果を出している人のアドバイスは、
その人のやり方においては
とても有効です。

だからこそ、多くの人から
色々なアドバイスをもらってしまうと、

「どれも正しい」

ため、どれが自分に合うものかが
わからなくなるのです。

ならば、本当に信頼できる人、
自分と価値観が合う人に

絞ってアドバイスをもらうべきなのです。

なので

「1分野 1師匠」

がベストなのです。

学び好きな人、熱心な人ほど気をつけましょう。

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