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「人が変わる」ための変化・変容のプロセスを言語化します
公開の日より大分遅いですが、
先日テレビの再放送の録画で
「ビリギャル」を見ました。
金髪の有村架純がカワイイということで
興味を持ったのですが(笑)
実際に映画を見て、
とても感動するものがありました。
映画 ビリギャル
これは「ゼッタイ無理」に挑んだひとりの少女の物語
65万部突破!
2014年年間ベストセラーランキング総合4位に輝く話題の書籍
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
―感動の嵐を呼んだ奇跡の実話が映画になりました。高2の夏に学年ビリ、学校からは人間のクズと罵られていたある女の子が、
ひとりの塾講師に出会い、偏差値70の超難関・慶應義塾大学現役合格を
目指すことになる。周囲の反対、思うように伸びない成績、友達と遊べない孤独。
それでも多くの障害を乗り越え、
慶應合格という夢に向かって突き進むさやかの姿は、
やがて、周囲の人々を変え、崩壊寸前だった家族の絆を取り戻していく―。講師の支えと家族の愛情、仲間の励まし。
明日から頑張る勇気とヒントをくれる、
汗と涙と笑いのいっぱいつまった、
とびきりの青春ストーリーです。
東宝WEB SITEより
https://www.toho.co.jp/movie/lineup/birigal.html
その中でも、
「変化・成長の過程」
という視点で、
とても感銘を受けました。
それを私の経験と照らしあわせ、考察したいと思います。
「変化・成長の過程」
以下は私が思う、
誰にでも起こる
「変化・成長の過程」
です。
変化・成長過程で起こりうることを知っているか否かで今後の実現可能性は大いに変わってくる
人が変化、成長するためには、
簡単にいくものではありません。
時間がかかるし、
気力も必要です。
それによって
得るものもあるし、
失うものもあるし、
障害もあります。
そのため、この変化・変容の過程を知っておくのと、
知らないのでは、 継続できるか否かが変わってきます。
たとえつらくても、目標に向けての
頑張れる度合いが違うと思うのです。
だからこそまずは
知っておくことが必要になります。
順番の変動や人によってはぶち当たらない
ものもあると思うのですが、
基本的な流れを20工程としています。
出発点:現状は何もない
最初から何か特別なものを
持っている必要はありません。
人によって持っているスキルや資源に
差はありますが、
そんなものは関係ありません。
「自分が変化・成長する」
という視点にたつと、
他人との比較は何の意味ももちません。
だから出発点におていは、
誰しも何も持っていないのです。
人との出会い
日常生活におて、誰しも
「何か足りない」
という飢えを感じているのではないでしょうか?
物理的には満ちているけど、
精神的には満ち足りていない感覚です。
だからこそ、多くの人は変わるための
「何かのきっかけ」
を待っているように思います。
この「何かのきっかけ」を
『ただ、待っている』
か、
『自らつかみに行く』
かが、そもそもの出発点です。
映画では、偶然に「出会い」がありますが、
現実世界では、
「自ら外に出て、積極的に行動する」
ということが必要になります。
ちなみに、ここが<第一関門>です。
行動しなければならないのです!
「映画と現実は違うから~」
という一言で、きっかけを逃さないでください。
ここで何のアクションも起こさないと、
現実では本当に何も起こりません。
自ら行動しなければならないのです!
映画での出会いを過大評価、
もしくは過小評価することで
現実世界とのギャップを自ら生み出している
ことに気がついていますか?
自分の人生の変化のきっかけは
自分で生み出す必要があるのです。
その最初の出発点です。
そのために一番有効なのが
「人との出会い」
です。
気持ちが変わる
人との出会いを繰り返すと、
自分の気持ちが変わってくることを
感じてきます。
「人と会うだけで変わるの?」
そんな疑問を持つかもしれません。
ただ、これは事実です。
言い換えるならば、
「人からしか影響は受けない」
とも言えます。
大学時代に、法律家を目指して勉強してきた私が、
就職活動時代での出会いによって、
今までアルバイトさえしたことがなかった
居酒屋で正社員として働くことを決めたのも
その人との「出会い」による「気持ちの変化」
によるものです。
「自分の人生を変えるかもしれない可能性に気づく」
だからこそ気持ちが変わるのです。
目標をみつける
目標を見つけるというのも
実は難しいものがあります。
最初は、誰しも目標なんてものを
持っていないことが多いです。
ただ、
色々な価値観の人と出会い、
刺激を受けることで、
段々と自分の気持ちが
浮き彫りになってきます。
今までの人生で塗り固めてきた
慣習やしきたりや固定観念で
コーティングしていた皮を
一枚づつ剥いていく感じです。
そうして
自分の価値観が明確になっていきます。
その時、あなたは目標を見つけることが
できます。
この目標は、完全なものである必要はありません。
今現在の暫定でいいのです。
行動していくことで次々と変わっていくものなのです。
だから、仮決めでもいいので目標を設定し、
実際に行動に移っていくのです。
とりあえずやってみる
決めた目標に向かって行動します。
とにかくやってみましょう!
ここでは難しいことを考えるのではなく、
いいからやってみる精神で
どんどんトライしていくべきなのです。
変化・成長を感じる
今まで何もしていなかった人ほど、
ここで感じる変化・成長は大きいと思います。
今まで何もしていないということは、
伸びしろがとても大きいということです。
だから最初の行動でも
変化・成長を感じやすいのです。
そのためにも、まずはやってみることが大切なのです。
楽しくなって、より頑張ってみる
変化・成長を感じると
今の取り組みが楽しくなります。
楽しい事が嫌いな人はいないと思うので、
より頑張って行動できます。
マンネリ化を感じる
最初は、新しい取り組みをすると
ワクワクして楽しいものです。
ただ、それが段々と慣れてきます。
今まで感じていたワクワクが薄れてきます。
自分の行動がマンネリ化していることを
感じます。
最初の頃は楽しかった毎日が、
刺激がない日常になっていきます。
壁にぶつかる <※第二関門 慣れという大敵>
そうして第二関門の
慣れという壁にぶつかります。
今まで自ら行動してこなかった人には
この壁はとても大きな壁となって立ちはだかります。
なぜなら、
「やる気が起きない」のです。
「気持ちがのらない」のです。
続けられないですよね?
そうして気持ちがのってこないということは、
「自分が本当にやりたいことではなかった」
と勝手に思い込み、理由付けし、
行動をとめてしまうのです。
もったいない・・・
なぜなら、ここでの慣れによる
気持ちの変化とは、
「やりたいか否か」
ということではなく、
「ただ単に行動に慣れてしまった
ことによる気持ちの低下」
だからです。
誰にでも起こることなのです。
それを勘違いし、
もしくは
無意識に行動したくない言い訳として
使ってしまっているのです。
本当にもったいない!!
乗り越える
だからこそ、ここの関門を乗り越えなければ
ならないのです。
そのためには、
「気持ちではなく、仕組みで行動する」
ことにしましょう。
やる気があるから行動するのではなく、
行動しなければならない仕組みや環境に
しておくのです。
例えば、
・友人知人に行動を毎日追いかけてもらう
・FacebookやTwitterで宣言しておく
・毎日のルーチンとして組み込んでおく
・一緒に課題を行うチームをつくる
などなどあります。
ここでのポイントは、
「自分の意思に頼らない」
ということ。
意思ほど弱く脆弱なものはありませんからね。
前提として
ここでも
「慣れが生じる」
ということをあらかじめ
知っておかなければなりません。
知っているからこそ、
「ああ、こういうことね~」
と冷静に受け止め、
行動をとめずにいられるのです。
知っているからこそ、
準備できるのです。
これ本当に大事。
発言が変わる
こうして関門を乗り越え、
自身の変化・成長が感じられると、
発言が変わってきます。
今までのようにくすぶっているのではなく、
実際に体感しているので、
自分の言葉で物事を語ることができます。
借り物の言葉ではなく、
自分の気持ちを表現できるようになります。
行動が変わる
発言が変わると、
それに引っ張られるように
行動も変わってきます。
言っていることとやっていることが
違うってダサいですよね。
そうならないためにも、
行動を変える必要があるし、
自分自身では気が付いていなくても
目標達成に向けて行動していると
自然と行動が変わってくるものです。
行動が変わっていなければ、
目標設定が低すぎるのかもしれません。
周囲との関係がかわる
行動が変わるということは、
自分自身が変わるということです。
そうすると今まで一緒に過ごしてきた
仲間との関わり方も変わってきます。
それは、自分が仲間に違和感を感じることもあれば、
仲間が自分に違和感を感じることもあります。
両方でしょうね。
そうして望む、望まないに関わらず、
今までの仲間との関係性は変わってくるのです。
壁にぶつかる <※第三関門 人間関係>
この仲間との関係性の変化が
第三関門の壁です。
人間関係です。
元来人は変化を嫌うものです。
それは自分に対しても、
他人に対してもです。
自分自身は、変わりたいから変わっていますが、
周りの仲間からするとそれを良くとらえるか、
悪くとらえるか分かれると思います。
応援してくれる仲間もいれば、
足を引っ張ろうとする仲間もいます。
よく漫画に出てくる不良が
不良グループから抜けたいけど
仲間が許さないといった感じです。
また関係が近い家族ほど、
心配して止めようとするかもしれません。
彼らは彼らなりの価値観において
本当に心配しているのです。
だからこそ心苦しくなるんです。
ここで、変化を諦めてしまう人もいます。
今までの仲間に恩義を感じているから、
仲間を裏切ることはできないから、
現実をつきつけられるから、
予想外の圧力に負けてしまうから、
気持ちが萎えてしまうから、
色々あります。
継続する
ただ、この困難を乗り越える必要があります。
この困難にぶつかってきたのは
決してあなた一人ではありません。
ほとんどの人が
この人間関係による抵抗に悩み、
乗り越えてきたのです。
今いる心地よいコミュニティを卒業し、
新しい環境に飛び込んでいくのです。
コンフォートゾーンからの脱出ともいえます。
そのためにも続ける必要があります。
継続するのです!
なぜ目標達成したいのかを再確認する
ここまで来ると、
何も考えずにやってればいい
という風には思えなくなっているかもしれません。
だからこそ、
そもそもなぜ変化・成長したいと思ったのか
自分の原点に立ち返りましょう。
もしくは、
「この成長の先に、どんな未来が待っているのか」
ということをしっかりとイメージしてみましょう。
カラーでイメージできるくらいまで
しっかりと考えられるとよりいいです。
そうして気持ちにエネルギーを注入しましょう。
心に栄養を与えてあげましょう。
応援者が現れる
そうして続けていると、
あなたの頑張りを応援してくる人が現れます。
認め、励ましてくれる存在です。
それは、
時間を費やしてくれる人かもしれないし、
精神的に支えてくれる人かもしれないし、
金銭的に支援してくれる人かもしれません。
頑張っている人の元には
応援してくれる人が集まってくるものです。
そうした助け合いの循環で、
この社会は成り立っているのです。
そこであなたは「感謝」を知るかもしれません。
ラストスパート
ここまでくれば、ゴールは近づいていることでしょう。
あともう一歩。
ただ、まだ成果は出ていない。
だからこそ、諦めることなく
最後の最後まで、
自分が決めた目標達成に向けて
ラストスパートをかけていきましょう。
変化・成長するということは、
下りのエスカレーターを駆けあがるようなものです。
歩いていては、いつまでたっても
二階部分に到達することはできません。
ちょっと気を抜くと
すぐに一階部分に戻されてしまいます。
それほど、日常の引力というか、
社会の重力というか、
現実世界の圧力は
強く、大きく、強力で
確かに存在するのです。
なので、二階の踊り場にたどり着くまでは、
一気に駆け上がらなければならないのです。
達成する
おめでとうございます!
見事達成することができました。
達成まで、数週間の人もいれば、
数か月、はたまた数年かかる人もいるでしょう。
それは、掲げた目標によります。
けど、決して諦めないでください。
諦めない限り、いつかは達成できます。
達成しないということは、
達成するまでやっていないということだけなのです。
次の目標を設定する
目標達成の楽しさと辛さを知ったあなたは、
きっと次の目標に向けて始動することでしょう。
一度達成したから終わりってわけじゃないんですよ!
そうして新たな目標達成に向け
頑張っていってください。
一度、成長のサイクルを体験していると
次はより容易に乗り越えられるでしょう。
そうして何度も成長を繰り返し、
最終的にあなたが人生にて望むものを
手に入れましょう。
一人で頑張りすぎないで
とても長いフローになりましたが、
これが私が思う、
「変化・成長の過程で起こりうる事象」
です。
私自身が体験してきたことも
数多く入っています。
だからこそ言えるのです。
変わりたいと思った時、人は変われる!
必要なのは、
「覚悟」
と
「道しるべ」
私は今現在、経験ベースのサポートを
個別に提供しています。
はっきりいいます!
上記の過程を一人だけでやり続けるのは至難の業です。
そんな人は、もうすでに大成功しているはず。
だからこそ、
信頼できる人、
尊敬できる人、
ついて行きたいと思える人、
そんな人と一緒に歩んでいくことをおススメします。
その際に、私は、
「一緒に歩みたい」
と思ってもらえる人間でありたいものです。
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