522道 自ら選んでマイナス方向へ進んでいくのは、あまりにもモッタイナイ

昨日に引き続き、
合同企業説明会の話です。

とある専門学校の先生と
話をしていた時のことです。

コンピュータや情報・ITを学ぶ専門学校なのですが、
いわゆる第二新卒の学生が増えてきている
というのです。

時代の変化は現場で得る

第二新卒とは、
一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し、
転職活動をする若手求職者を指します。

何年までに退職した人が第二新卒という
はっきりとした定義はないようですが、

大体入社三年程度までというのが
一般的なようです。

ちなみに、
新卒者が就職後、数年で離職する割合は
年々増加傾向にあります。

厚生労働省が毎年発表している
大学新卒者の離職率統計では、

約30%が3年以内に辞めているとまで
言われているのです。

その先生曰く、

一度会社に入ったものの、
様々な理由で退社した第二新卒は、

もう一度正社員になることを
諦めてしまう傾向が強い

とのこと。

その理由が

「一度会社を辞めてしまうと、
正社員として採用されるのは
難しいという思い込みがある」

ということなのです。

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正社員というレールから一度外れると
復帰するのは難しいというイメージ

そういわれると私にも、
正社員を一度やめてしまうと、
再び正社員として働くのは厳しくなる

というイメージがあります。

なぜそう思うかというと
はっきりとした理由はわからないですが

「一度正社員というキャリアのレールから
外れると、もう戻れない」

とか

「数年でやめてしまうような人は、
正社員には向いていない」

とかそういう話を以前に聞いている
からだと思います。

また、

「アルバイトから正社員になるのは難しい」

というのも同じような話だと思います。

ただ、実際に本当なのでしょうか?

今の情勢では必ずしもそうではないです。

今、企業の採用意欲はとても高く、
第二新卒の人を正社員として積極的に採用しようとしている
企業は多いです。

それを知らず、
勝手な今までの思い込みで

「自分にはもう正社員は無理だよ」

と諦めてしまう人がいるのです。

ネガティブなことばかり想像していると
ネガティブな情報ばかりが入ってくる

そういう人ほど、

「ネットの悪い情報ばかりにフォーカスする」

のです。

ネットを探せば、
積極的に第二新卒を採用しようとしている
企業の情報が流れているのに、

あえて?自ら?
口コミサイト等での
厳しい、ネガティブな情報ばかりを
集め、それを信じるのです。

日ごろ親しんでいる情報源だからなのか?
悪い意味で引き寄せられているのか?

は定かではないですが、

なにも自らネガティブな方向に進んでいくのは
得策ではありません。

易きに流される

後は、易きに流されるというのも
あります。

正社員としての転職をサポートしてくれる
エージェントもありますが、

派遣や契約社員としての転職をサポートしてくれる
エージェントの方が多い傾向にあります。

またこちらのエージェントの方が、
サポートが手厚いということもあります。

履歴書の書き方から面接練習まで
親身になっての転職を支えてくれます。
(その裏には思惑がありますが・・・)

あえてハードルが高い正社員としての転職よりも、

ちょっとハードルが低く、かつサポートが豊かな
派遣・契約社員を選んでしまう

ということなのです。

刺激と反応のあいだには「選択の自由」がある

7つの習慣という自己啓発書では
このような話があります。

「刺激と反応の間には選択の自由がある」

つまり、何かが自分に起こったという刺激に対して、
自分の感情反応は一つではないということです。

「刺激」からすぐに「反応」と至るのではなく、

「刺激」→「選択」→「反応」と

刺激と反応の間には「選択の自由」があるのです。

例えば
『雨』という「刺激」から

『憂鬱』という「反応」を得るのは、

誰もがそう感じるわけではなく

自ら『憂鬱』という感情を選んでいるのです。

人によっては、

『雨』から『趣』という情緒を感じる
「反応」を得る人もいるのです。

すべては、選択している

「本人次第」

なのです。

退職と転職のあいだには「自己を振り返る時間」がある

だから同じように

『正社員を辞める』という「刺激」から

『派遣社員しかない』という「反応」を

容易に選ばないでほしいのです。

「選択肢」はまだまだたくさんありますから!

もちろん理由があるならば結構です。
(派遣社員が正社員に比べて
劣っているというわけではありません)

けど、明確な理由がなければ
正社員としての働き方に挑戦する価値はある
と思います。
(決して正社員がすべてだというわけでは
ありません)

選択肢は多く持つべしということなのです。

選択肢を増やすプロフェッショナル

ただ、自分ひとりだけで

刺激と反応の空白を認識し、
そこから自分の認知を読み取り

ステレオタイプの存在を
引き出すのはとっても至難の業です。

だからこそ、
思考の枠を外す際は、

その道のプロフェッショナルである

「コーチ」

に相談すべきなのです。

(つまり私の事ですね(笑))

会社を辞めて、転職サイトに登録し、
エージェント会社のサポートを受ける前に、

自分を振り返り、
自分の内面を見つめ

自分の情熱の源泉を掘り起こし、

再びスタートダッシュしていくのも
いいと思うのです。

やる気もないのに
惰性と周りの目と生活費を稼ぐためだけに
仕事をするのはモッタイナイ!

昔は、食べ物を粗末にするのが
「モッタイナイ!」

とされていたが、

今の時代は、自分自身の心を粗末にするのが

「モッタイナイ!!」

と思うのです。

あなたは「モッタイナイ」ことしていませんか?

YESと言いきれないなら、相談のりますよ(笑)

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