548道 カタチのないものをデザインする

先日、WEBディレクターをしている人の
話を聞く機会がありました。

そこで印象に残ったことを
お話したいと思います。

カタチのないものをデザインする

WEBディレクターという職種を
知っている人は少ないかもれません。

例えば企業が新規で
ホームページを作成する際に
制作会社に依頼するとしましょう。

その際に、依頼側の担当者と
制作側の担当者がどんなサイトにするか
話をします。

その話をする制作側の担当者は
プロデューサーとよばれます。

プロデューサーが窓口となって
依頼側のニーズが要望をヒアリングします。

そのヒアリングした内容をもとに
プロデューサーがWEBディレクターに
実際の制作の任せます。

WEBディレクターは内容を基に
構想を練って、具体的なサイトイメージを
つくりあげ、制作を指示・監督します。

その指示のもと、
デザイナー、コーダー、SE、プログラマー
が役割にそって作業を進めていきます。

ホームページの見える部分は、
デザイナー、コーダー、SE、プログラマーの
人たちが作成していきます。

ただ、その前には、

「どんなサイトにするか」

「どんなレイアウトにするか」

「色合いはどういうものにするか」

などなど、

「何もない状態」から

「ニーズにあったサイト」を

考え、つくりあげていくのです。

つまり、

「カタチのないものをデザインする」

ということをしているのです。

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目に見えないデザインをつくる

これって、今の時代にとても
必要とされているものだと思うのです。

「モノ」は足りている時代。

それよりも、

その「モノ」を顧客に伝える方法や仕組み、

「モノ」や「コト」の表現の仕方、

というものをデザインし、
具体的なカタチにすることが

今の時代に求められていることだと
思うのです。

そんな仕事があることを知ったと同時に
ジャンルは違えど、私自身がやっていること
に近いことに気が付いたのです。

コーチング&キャリアコンサルティング

これらのスキルで
提供できる価値というのは、

「今の気持ちや感情を受け入れることで
自分の軸を認識すること」

「その人が気が付いていないブロックや
思考の癖を明確化すること」

「二の足を踏んでいる状態から
具体的行動に促すこと」

などなどです。

これらも、目に見えない

「気持ち」

というものを

実際の

「行動」

に具現化するという意味では、

「カタチのないものをつくっていく」

ということであり、
WEBディレクター職と同じことをしているのです。

気持ちだけでは現実はかわらない

おそらく今後より求められるのは、

「心の中にあるアイデアや情熱」

「サービスやコンテンツや仕組み」

に具現化することだと思います。

それができる人が、
今の社会を生き残っていける人だと
思うのです。

「気持ちや情熱はあるけど、
具体的にどうしたらよいかわからない」

そんな人たちに具体的支援をできるスキルがある人が
求められる時代になると思うのです。

そのために必要なことを
自分なりに追い求めていきたいと思います。

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