576道 「24時間365日死ぬまで働け」という過激な言葉の裏側にあるメッセージから仕事の報酬について考える

言葉の裏側にある意図を読み解くとみえてくるもの

以前働いた会社ではこんな言葉がありました。

「24時間365日死ぬまで働け」

この文言だけ聞くと、
とてつもないブラック企業のように
思えますよね(笑)
(ちなみに私はこの会社に
新卒から7年間勤務していました)

けど、私には私なりの
この文言のとらえ方があります。

それが、

「働くこと」と「休むこと」

についてです。

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働く=疲れるは本当なのか?

もちろん、肉体を使っているので
疲れることは疲れます。

また気遣いをしていると
心理的な疲れはあると思います。

クリエイティブな仕事をしている人は
頭をつかっているので気疲れする
ということもあると思います。

では、その疲れを取るためには
休むという選択肢しかないのでしょうか?

疲れをとるということ

肉体の疲れは

「休めば、寝れば、睡眠をとれば」

解消されると思います。

では、心理的な疲れも休むことで
解消されるでしょうか?

もちろん心理的な疲れも
仕事から離れて気晴らしすることで
解消されると思います。

でもその気晴らしによる解消は

「対処療法的なもの」

であって

「根本的な解消」

ではないと思うのです。

はっきり言って心理的な疲れは
睡眠では解消されないと思っています。

娯楽でも解消されてないと思っています。

では何で解消させるのか?

それは「仕事」ではないでしょうか?

仕事の最高の報酬は仕事

「仕事の最高の報酬は仕事だ」

という言葉があります。

この言葉がすべて言い表していると
思うのです。

「仕事」による
心の疲れがあるとするならば、

その疲れは
「仕事」によってしか解消されません。

営業を仕事とする人ならば、

お客様と信頼関係を築き
認めてもらい、任せてもらえる
ということが何よりの報酬ではないでしょうか?

接客を仕事とする人ならば、

自身の接客、サービスでお客様に喜んでいただき
「ありがとう」と言ってもらえることが
何よりの報酬ではないでしょうか?

休みというのは
身体を休めるためには必要です。

でも心は常にアンテナを立てておく
ほうがよいです。

その心のアンテナが

仕事中には気がつかない視点での
新たな情報を集め

それが仕事に生かされるのです。

それがやりがいや充実感となって循環し
今までの苦労を上回るのです。

仕事をしていてつらいことがあっても
それを忘れさせる達成感があるのです。

なので、
「働くということ」は

それ自体で価値があることで、

働くことを通して
自身が成長し、
お客様から喜んでもらえ、

そのやりがいを実感することで
さらに充実して取り組むことができ、

その循環を通して
自分と他人と社会とつながっていくことで

自分の存在価値を高め

「自分という人間の価値」

を提供をする喜びを得ることが

「仕事」

なのです。

それが私が思う

「本当の仕事の報酬」

なのです。

言葉の裏側にある意図を読み解く

「24時間365日死ぬまで働け」

この言葉の本当の意味は、

身体は休めても、
心では常にアンテナをたてておく、

ということです。

身体は休息をとってしっかりと回復させよう。

ただ心の中では常に仕事のアンテナを張っておこう。

ということなのです。

もちろんこの考え方が
特殊な考え方だということは
私も重々承知しています(笑)

だからこの考え方を
誰しもに強要することはありません。

ただ、この考え方をしていると
仕事とプライベートという感覚がなくなり、
(いい意味です)

すべての活動が有機的につながり
自分の人生を生きているという実感を
もつことができるようになるのです。

また、人のせいにするということなくなり、

自分の人生は自分でつくっていく
と感じることができるようになります。

自分の人生の主人公となるためには、
一つ参考となる考え方かもしれません。

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