782道 「違和感」を見逃すと痛い目にあうぞ!という教訓

「違和感」を見逃すと痛い目にあうぞ!という教訓

「ん?なんか違和感を感じる」
「これってこの流れで大丈夫なんだっけ?」

長年仕事をしていると
具体的に「どこがどう」という明確な答えが
あるわけではないけれど、

「これでいいんだっけ?」

と何かしこりのようなものが
頭の片隅に浮かび上がってくることが
ないでしょうか?

こうしたちょっとした違和感は
他の人にうまく伝えられないくらいに
曖昧で漠然としているため、

自分でも何が言いたいのか
はっきりとせず

見逃してしまいがちです。

でも、この違和感は、
例えるならば刑事の勘みたいなもので

長年の仕事の経験値からくる

「直感的な気づき」

だったりします。

それはまだ具体的にはなっていないけれど
経験則から生じるヒントのようなもので

たとえ曖昧であっても
現状に何かのシグナルを出しているものです。

だから、気のせいと思って
スル―するのではなく、

ちょっとだけでも
立ち止まって考える時間を
設けてみましょう。

もしかしたら何か重大なことを
見逃しているかもしれません。

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勘は経験則の発展であり自身の才能である

これは、つい先日私にもありました。

顧客からの要望だったので
引き受けてしまったのですが、

よくよく考えると顧客の要望だけで
進めてよい案件ではなく、

関係各所との調整が必要だったのを
見逃してしまったのです。

確かにそのリスクには
気がついていたのです。

関係各所の人達のことは
頭の中にはあったのです。

でも、その漠然としたものを
しっかりとみつめ、考慮することを
逃してしまったために

ちょっとしたトラブルに
なってしまったのです。

ほんの些細な違和感であったり、
ふと頭の片隅に生じた疑問は、

曖昧のままにしておくのではなく、

ほんのちょっとでいいから
立ち止まって

「なんで違和感を感じたんだろう?」

ということを
見直してみましょう。

それが自分を信じるということであり、
自分の才能を生かすということにも
つながると思うのです。

実体験からの痛い教訓でした。

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