あなたにとっての仕事とは生活費を稼ぐため？それともスキルを活かすため？それとも世に貢献するため？

 

仕事とは、誰にとっても同じことではありません。

それは職業や職種ということ
だけに限りません。

 

自分の仕事をどのようにとらえるのかということで
違うスタンスで仕事に臨めるのです。

 

例えば、

仕事を単なる生活費を稼ぐための
手段と考え、

「仕事（事に仕える）」

だけだとすると、
愚痴や不平不満が止まらないでしょう。

楽しいことよりもつらいことに
目が行ってしまい、

いやいや働くことになります。

 

一方で、

仕事を自分の人生における
大切なことと考え、

「私事（私の人生においての事象）」

とするならば、
失敗を他人のせいにすることなく、

また自分で創意工夫しながら
クリエイティブな感覚で働くことが
できるでしょう。

 

さらに、

仕事を単なる自分の枠に留めることなく
世に貢献するという大きな視点でとらえる

「志事（命をかけて世のために尽くす）」

とするならば、
あらゆる事象がつらい困難ではなく、

自身を成長させるために必要な試練となり
はたまた自分だけでなく
周りの人との関わり方も変わり、

目先の迷いに惑わされることなく
大きな視点での判断ができるようになるでしょう。

 

すべては自分の捉え方次第です。

 

あなたの働き方はどのタイプですか？

有名な石切り職人の話があります。

 

旅人が石を切っている人に
こう尋ねます。

「あなたは今何をしているのですか？」

 

すると、ある人はこう答えます。

「石を切っているんだよ。
生活をしていくためには仕方ないんだよ。」

と。

 

また少し離れたところに、
同じ仕事である石切り職人さんがニコニコしながら
石を切っています。

同様に旅人は質問します。

「あなたは今何をしているのですか？」

 

すると、その人はこう答えます。

「立派な建物を建てているのだよ。
自分のスキルが活かせてとても嬉しいんだ」

と。

 

さらに進むと、
石を切りながらハツラツとしている人がいます。

同様に旅人は質問します。

「あなたは今何をしているのですか？」

 

すると、その人はこう答えます。

「ここに学校を建てているんだ」

と。

「たくさんの子どもたちが
ここで学んで成長していくんだ。

そんな夢に向かって頑張る子どもたち
の笑顔を考えると、楽しみでたまらないね。

子ども達の夢が詰まった学校を建てることが
本当に幸せなんだ！」

 

働き方は自分で選べる！

いかがでしょうか？

仕方なしに仕事をする人。

ニコニコしながら仕事をする人。

未来を楽しみながら仕事をする人。

 

同じ仕事でも、全く違いますね。

 

ものの見方、捉え方、考え方で、
人生は本当に変わってくるものです。

その差はほんの少しの考え方の違いなのです。

 

あなたにも、今を嘆く前に、
もっとできることがあるかもしれませんよ。