あればあるだけ幸せになれるというのは本当だろうか？

 

ちょっと考えてみて欲しいのです。

幸せになるために本当に必要なものは
なんでしょうか？

 

普通に考えて

「お金」

は生きていくために必要です。

 

では今よりも多くのお金を稼ぐことができたら
幸せになれるでしょうか？

一方で、
余暇にまったく遊びに行けず、
欲しいものを我慢する生活は幸せではない
のでしょうか？

 

私が思うその答えとしては、

「幸せ」

を感じる

「人それぞれの基準」

によるのだと思います。

 

幸せの基準は高ければ高いほどよい？

例えばこんな二人がいます。

 

会社を経営しているAさんがいます。

事業は順調で
年収は5000万円以上です。

奥さんは専業主婦で
子どもにも恵まれ、
家族は欲しいものが買えて
毎年海外旅行にも行っていて、

何の不自由もなく暮らしている。

こんな理想的な状況がAさんの

「幸せの基準」

になります。

この基準を常に上回ることが
今後の人生における幸せになるのです。

 

もう一方で、
平凡な家庭で過ごすBさんがいます。

年収も一般サラリーマンの平均で
夫婦共働きをしています。

子どもの将来の教育費のため
外食は避けて家での食事がほとんどです。

休日も近場の公園で過ごしています。

この状況がBさんの

「幸せの基準」

になります。

この基準を上回ることが
今後の人生における幸せになるのです。

 

さてどちらの人生がこの後も
幸せといえるでしょうか？

 

これは人それぞれ価値観の違いによる
というのは当然です。

 

でも、一つの視点として
知っておいてもらいたいのが、

「幸せの基準」

は高くないほうが、

「今後も幸せであり続けられる可能性は高い」

ということです。

 

Aさんほどではなくても、

幸せの基準が高く
条件が多ければ多いほど、

幸せになりにくくなっていく
というのは一つの事実です。

 

逆にいうと、
幸せの基準が低く
条件は少ないほうが、

幸せになりやすいということ
もあるのです。

 

あなたにとっての幸せとはどういう状況ですか？

それを踏まえて改めて質問します。

 

あなたはどのような幸せの基準を
持っていますか？

今の生活は本当に幸せではないですか？

もっと多くのお金が必要ですか？

もっと、もっと、もっと必要ですか？

幸せの基準を上げ続けることは必要ですか？

 

ちょっと考えてみるのもありかと思うのです。