1070道 私が仕事を休んでまで5日間フィリピンに行くそのワケとは

いざフィリピンへ
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私が仕事を休んでまで5日間フィリピンに行くそのワケとは

今日から5日間(厳密には3泊5日)で
フィリピンにスタディーツアーに行って参ります。

スタディーツアーを知らない人のために補足をすると、

スタディツアーとは、主に途上国でNGOが活動する現場を視察したり、ボランティア活動などを行う旅行のことで、 体験学習や現地の人々との相互理解を目的としています。

一般のツアーとの最も大きな違いは旅行の目的です。 一般のツアーは観光が主な目的ですが、スタディツアーは旅を通して「学ぶ」ことが目的です。 観光地を回るツアー旅行ではないので、あまり観光客が訪れないような地域を訪れることも少なくありません。

さらに、体験プログラムやホームステイなど現地の人々と直接交流する機会が設けられていることが多く、 スタディツアーの魅力の一つといえます。

関西NGO協議会より引用
kansaingo.net/study/support/tour/

実は私がスタディーツアーというものを知ったのも
今回が初めてです。

単なる観光ではなく、現地の実情を知り、そこに住む人々と
触れあえるというのが魅力に感じます。

そもそもなぜこのツアーに行くことになったのか?

そのきっかけは大したものではありません。

両親から紹介されたのです。

数年前からこんな面白そうなツアーがあるよ
ということは聞いていたのですが、

実際に行こうとは考えても
いませんでした。

わざわざ仕事を休んでまで行く理由というものが
私にはなかったからです。

特に世界平和に興味があるわけでもなく、
フィリピンが好きなわけでもなく、
海外旅行が大好きというわけでもなく、

そんなわけで自分が行く理由
というものがなかったのです。

そんな私が今回行こうと決めたのは

「タイミング」

です。

ちょうど8月のスケジュールを決める前に
今年の日程を知り合わせられたからです。

なので、理由なんてないのです。

でも、すべてにおいて最初のきっかけなんて
大した理由があるものでもないとも思うのです。

子どもが好きなスポーツに出会うのも
両親からやっていたからというものでしょう。

大人になっての趣味や習い事も
友人・知人から面白いと勧められたから
とものでしょう。

最初のきっかけに理由なんていらないのです。

そこに理由を求めはじめると
頭でっかちな行動できない人間になってしまいます。

それよりかは心が惹かれた、
なんとなくピンときた、
純粋に興味がある、
楽しそう、

それぐらいでいいのです。

すべて始まりのきっかけなんて
フィーリングでいいのです。

行くということを決める。その意味は後から考える

とはいえ、私の場合は、
いろいろなことに意味づけをしたいタイプなので(笑)

今回のツアーに関しても
どんな意味があるのだろうと考えます。

この意味付けがあるとないのでは
ツアーから得られるものが違ってくるからです。

これは今回のツアーだけに限りません。

例えば仕事でも
その仕事を自身がやる理由がある人とない人では
その仕事から得られるものは変わってきますよね?

誰にでもできる仕事だと思っている人に
そこから創意工夫を行うという発想は生まれないし、

たとえ簡易な仕事だっても自分の仕事だと思える人は
ちょっとした気遣いや工夫を積み重ねていきます。

その積み重ねの結果として選られるものは
確実にビジネスパーソンとしての力量の差につながります。

それと同じで
今回のツアーにも意味付けをします。

私にとって意味付けとはとても重要なことです。

これは物事にストーリー性を持たせるということでもあり、

さらには人生の主人公になるための筋書きをたてる
ということでもあります。

この意味付けができるということは、

自分の人生においても意味付けができるということであり、

逆境があればそれを試練と捉え、
順境であれば気を引き締める指針とすることであり、

人生で起こる様々な事象に対して
自由な解釈ができるということです。

良いことばかりが起こる人生なんてありません。

悪いことも起こるもの。

でもそれを悪いとするのか
悩み続けるのか、

はたまた次へのステップへとするのか、

はすべて自分の意味付け次第です。

それによって明るい未来になるのか
お先真っ暗な未来になるのか変わるのですよ。

大事なことだと思いませんか?

旅の意義とは

さてちょっと話がズレましたが、
今回のツアーの意義を自分なりに考えてみました。

世界観を広げる

我々は今見ている世界が、
今いる環境がすべてだと思いがちです。

ご飯が食べれるのが当たり前、
スマホを持っているのが当たり前、
学校に行くのが当たり前。

でも、たった5時間はなれた場所では

学校に行くよりもゴミ拾いでお金を稼ぐ子どもがいれば、
ご飯が食べれない子どもがいれば、
家がなくて路上で生活している家族がいるのです。

もちろん知識としては貧困を知っています。

でも、それを知識の一つとして
知っているのと、

目で見て肌で感じるのでは
大きな違いがあります。

その世界のリアルを知ったとき、
その世界に直に触れたとき、

世界観は広がっていくのです。

世界観が広がるということは
視野が広がるということであり、

視野が広がるということは
価値観が広がるということであり、

価値観が広がるということは
行動の選択肢が増えるということです。

行動の選択肢が増えるということは
経験値が増えるということであり、

経験値が増えるということは
成長度合いが高まるということであり、

成長度合いが高まるということは
困難が起こっても乗りきれるということであり、

困難が起こっても乗りきれるということは
充実した人生が送れるということなのです。

そのための第一歩である

「世界観を広げること」

は大いなる一歩なのです。

今を変えることで未来を変える

良くも悪くも我々は日常生活を生きています。

いい意味でいうと
自分を活かす場が整っているということです。

日常生活があるからこそ
たまに体験する非日常が楽しめるのです。

悪い意味でいうと
毎日がルーチンでつまらないともいえます。

もしも、

・毎日が同じルーチンでつまらない
・もっと刺激が欲しい

と思うならば
今とは違う環境に身を置くことをオススメします。

今までと同じ環境で
今までと同じ人と同じ付き合い方をしているならば、

そこから得られるものも
今までと同じ体験であることは

当然であるのです。

なので、
違う環境に身を置くことで

「変化を起こす」

ことこそが

「今を変える」

出発点になるのです。

自分の感受性に期待。そしてこれからの可能性にも期待

いろいろ書いてきましたが、
今回のツアーで楽しみにしていることは、

「今まで生きてきたのと違う環境に触れることで
自分の心にどのような変化が起こるのか」

ということです。

もしかしたら

「ふーん、こんな世界もあるのね」
「ああ、かわいそうな人達もいるものだ」

で終わるのかもしれません。

でも、そんなアリキタリな感想で終わる
鈍感な心ではないことに期待したいものです(笑)

すぐに何かしらの大変化が起こるとは思っていません。

でも、このツアーでの体験が
人生における

「何かしらのきっかけ」

になるかもしれないという

「自分の可能性へ期待する」

という思いを込めて
旅立ちたいと思います。

成田空港の待合ロビーにて執筆。

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