言葉を一文字だけ変えよ。それだけで見える世界は大きく変わる。
「一寸先は闇」
という言葉があります。
これは、
この先のことがどうなるのか
予測できないという意味です。
でも、「闇」という単語からは、
予測できない先には何か悪いことが
待ち受けているようなイメージを受けます。
どちらかというと
ネガティブな場面に使われます。
でも、ほんの一文字変えるだけで
印象はとても変わってきます。
「一寸先は光」
最後の一文字を変えただけです。
辞書的な意味としては、
変わりません。
でも「闇」と違って「光」だと
何か良いことが起こるように感じませんか？
この先は予測できないけれど、
もしかしたら良いことが起こるかもしれない。
そんなポジティブな印象に変わります。
同じ意味で使うならば、
ネガティブではなくポジティブな印象を
持っていたほうが
心の在り方としては健全ですよね？
ネガティブな心象は
何もせずとも頭のメモリややる気、エネルギーを
奪っていってしまい、
健全な活動を促進することを
妨げてしまいます。
それをよい方向に変換するには
一文字変えたり、
見方を変えたり、
捉え方を変えたり、
してみればいいのです。
ネガティブな言葉もポジティブな言葉になる
例えば、
「凶」という漢字は、
何か不吉なことが起こりそうな印象ですよね？
でもこの字は、
植木鉢である囲いに「メ」が入っています。
つまり「凶」とは、
「不幸の前触れ」ではなく、
もう少しで芽が出そうなところ
を意味するのです。
他にも、
「涙」は悲しい印象があると思います。
でも、この字は
「水」+「戻る」
という字でできています。
つまり、
涙を流せば、本来の自分に戻ることができる
ということなのです。
つらいことや悲しいことがあれば
我慢せずに涙を流せばいいのです。
それが悲しみから立ち直るために必要な
言葉のメッセージなのです。
悲しみから立ち直るには、涙を流すのが一番の近道です。
さらには、
「辛い」
という言葉について。
現状が苦しくて、
今から逃げ出したくなるような意味ですよね。
でもこの
「辛い」という字に
「一（いち）」を足すと
「幸せ」
になるのです。
「辛い」ことがあるからこそ
それを乗り越えたら「幸せ」が待っている。
そう考えると
ちょっとだけ前向きな気持ちになれませんか？
言葉を変えて、見ている世界を変える
たった一文字で意味が変わる
ということは、
今、皆さんが感じている感想や印象というものも
ちょっとした考え方を変えるだけで
実は変わってくるのかもしれません。
今現在、ネガティブ要素が多いとしても
少し見方や考え方や捉え方を変えるだけで、
その印象は緩和され
ポジティブに捉えることができるかもしれません。
これから先
明るい人生を歩みたいならば
まずは言葉の捉え方を変えることを
やってみませんか？
たったそれだけでも
あなたの心の状態が変化することもあるのです。