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周りが変わらない。であるならば自分が変わる絶好のチャンスである。
「AIで仕事がなくなる」
そんな話をよく聞くのではないでしょうか。
実際に、IT技術の発達で、
仕事に変化がでてきているところも
あるようです。
でも、周りが言うほど
「身の回りでは急激な変化を感じない」
というのが正直なところでは
ないでしょうか?
変化に気がつかない「ゆでがえる状態」
実際には変化は起こりつつある、
これは事実です。
でもついていけないほどの
急激な変化ではないのです。
これをネガティブな視点でみると
「ゆでがえる状態」
になっているということになります。
知らないうちに水が熱湯になっていて
気がついた時には
周りが致死レベルの環境になっていて
そのまま死亡してしまうということです。
周りの環境を把握することなく
楽で楽しい生活だけをしていれば、
いつのまにか技術的に
スキル的に置いてきぼりにされてしまい
仕事がなくなる可能性があるのです。
気がついたときにはどうすることもできず、
ただ後の祭り状態になっているのです。
ゆったりとした変化をチャンスとする
でも一方で、ポジティブな捉え方も
できると思います。
それが、
「環境が変わらないことはチャンスである」
ということです。
今いる環境が大きく変わらないという事は、
自分自身や、自分の会社、
自分が関わるコミュニティや
関わるチームメイトを
「変革させる事に
集中して取り組める」
ということなのです。
というのも、もし今、
日本全体が大変革の最中にいるとすると、
その変革や制度に対応していく事に、
多くの時間をさかないといけません。
そんな環境では
外的要因についていくだけで精一杯で、
自分自身に費やす時間を確保することが
難しくなります。
でも、環境が大きく変わらないということは
自分自身を高めるプロセスに集中できるのです。
また焦って何かに取り組まなくてよく、
じっくりと落ち着いて取り組む時間がある
という事でもあるのです。
時代に応じた考え方、取り組みをしよう
つまり、
今の時期というのは
「自分自身をじっくり高めていけるチャンス」
の時期であるのです。
そして、
自分の「地力」を高めておくことが、
いざ、外的環境が大きく変わった際に
対応していける力を備えておくことになるのです。
「周りが、環境が何かを変えてくれる」
という発想では一昔前までの考え方です。
今の時代は、
「変化がないからこそ、
自分や自分たちをどんどん変えていく」
べきなのです。
そのために
「今から何をすべきなのか」
ということは準備しておきましょう。