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あなたの勉強やダイエットが長続きしないたった1つの理由
・新しく勉強をはじめても
・健康のためにランニングをはじめても
・読書しようと決めても
なかなか長続きできない人は多いものです。
最初の数日間は気合いが入っているので、
意思の力でやりきることもできます。
でもそれが数週間、数ヶ月ともなると
気合いと根性だけでは続けられなくなってきます。
それはなぜなのか?
私なりの考察をお伝えします。
やるべきことを無理に追加しすぎている
何か新しいことをはじめるときに
ほとんどの人がやってしまうのが、
これまでと同じ生活の延長線上に
1時間追加する、2時間やるぞ!と
「更なるやりたいことを押し込んでいる」
のです。
1日にルーチンとして
やるべきことが決まっていて、
(無意識であることが多いのですが)
現実的に時間を確保することができないのに
やれる(やりたい)と思って
さらなるタスクを追加しているのです。
でも1日は24時間しかなく、
どんなに気合いをいれても
時間が増えることはありません。
なので自身の1日に費やしている
時間を見直さない限り、
単なるタスクの押し込みになってしまい
結果として時間が足りずにできない・・・
ということになってしまうのです。
仕事おわりに勉強しようと思っていても、
仕事がおわったら晩酌をすることが
ルーチンのように当たり前になっていたら
そちらを優先してしまいがちです。
休みの日にはYouTubeや録画したテレビ番組を
みるのが当たり前になっていたら、
そんな日に勉強やランニングをしようと思っても
長続きはできないものなのです。
日々のタスクを整理して「やめるべきこと」を決める
まず真っ先にすべきことは、
「1日に費やしている事項の棚卸しをする」
ことです。
・睡眠時間
・朝の準備時間
・通勤時間
・仕事時間
・食事の時間
・お風呂の時間
などにどのくらいの時間を費やしているのか
洗い出しをしてみましょう。
すると、明確にコレをしている、
というのがわからない事項がでてくるものです。
・ぼーっとしている時間
・スマホを使用している時間
・テレビを眺めている時間
・友達とおしゃべりしている時間
などなど。
まずはそれらを明確して
どのくらいの時間を費やしているのか算出してみましょう。
意外と24時間をフルに使っていることが
判明するのではないでしょうか?
そこからすべきは、
「やめることを決める」
のです。
「新たなやるべきこと」
を設定するために、
「既存のやっていたこと」
をやめなければなりません。
今までやっていたことでやめることを
1日1時間か2時間分決めるのです。
そして、やらないと決めたことを
本当にやらないようにして、
その時間を新しくはじめることに
充てるのです。
そうすることでようやく
1日にできることが24時間に収まるようになります。
新しいやるたいことが押し出されて
やらなくなってしまう(できない)
ということがなくなります。
そしてそれがルーチンになるまで
繰り返し続けていくのです。
時間は「浪費」するのではなく「投資」すべし
新しいことをやろうと思うのはすぐにできます。
でもそれを本当に続けようと思ったときは
やりたいことを決めるだけではダメなのです。
「1日の棚卸し」
「やめるべきことの判定」
「やるべきことの設定」
「習慣になるまでやる」
というフローが必要なのです。
気持ちだけでは乗り越えられないものも
あるものです。
(習慣になるまでやるのフェーズには
さらに細かくやるべきことが
あるのですがここでは割愛しますね。)
いずれにせよ、長いようで短い人生です。
やりたいことはすべてやる気持ちで
毎日を過ごしていきたいものですね。
そのためには
1日の過ごし方こそが基本です。
この1日の積み重ねが
人生という長い期間を形作っていくのですから。
あなたの1日は未来に投資する過ごし方ですか?
それとも時間を浪費する過ごし方ですか?
棚卸しと一緒に再考してみてはどうでしょうか。