322道 自分の心の状態を知る

「自分の心の状態によって
物事の捉え方や人との関わり方が変わってくる」

ということを本当に実感しています。

■というのも、最近一緒に働いている仲間の
働きぶりにイライラしてしまい、

「もうこいつ等の面倒はみてやらない」

と思うことがあったのです。

帰りの電車はずっとイライラしていました。

その後もちょっと心の端っこに残っていました。

その感情を振り返ってみた時に、

「自分の心の状態によって
物事の捉え方や人との関わり方が変わってくる」

ということを改めて感じたのです。

■では、自分の心の状態はどうなっていたのか?

ということを考えると、

「心の状態が揺らいでいた」

ということだと思うのです。

「心の状態が揺らいでいる」ときとは、

「損得で考えている」ときです。

自分のメリットにならないことをやることに
意味を感じない。

面倒だと思ってしまうということです。

つまり、
自分にとっての利益を増やそう、残そうと
すればするほど判断基準がぶれ、迷いが生じるのです。

反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、
やろうがやるあいが、どれを選ぼうとも、
物事は気持ち良く進んでいくものなのです。

自分のことを考えると、
かえって自分のためにはならないのです。

私は部下の教育を自分の利益の有無で
考えてしまっていたのです。

■それに気がついた時、
なんだかすごく納得しました。

損得で考えると、
自分基準、自分目線になってしまい、
効率性や生産性で判断してしまいます。

教育なんてものは、
効率が悪く、生産性が低いものですから
その基準で判断していたらやりたくなりですよね。

そんなことよりも、

「自分が今やらなければならない、

一番大事なことはなにか?」

をはっきりさせるべきなのです。

そうすれば自然と行動も決まってくるものです。

■それが腑に落ちた時、
気持ちが楽になって、
行動スピードも上がったような気がします。

だからこそ常に心の状態を安静にしておくことは
とても大切なのです。

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