366道 松下幸之助DAY~1日目「時を待つ心」

今日から数日間は、

「松下幸之助DAY」

として本の内容から紹介したいと思います。

その本は、

「道をひらく」

です。

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時間についての原理原則

皆さんは「時間」についてどう考えていますか?

何かを成し遂げたいと思うとき、
大体の人は

「すぐに結果を出したい」

と思うものです。

短期的な成果を求めます。

ただ、人生そんなに甘くないです(笑)

しっかりと準備し、先を見据え、
じっくり取り組んでこそ大きな成果が
得られるのです。

長期的視点での取り組みがあってはじめて
短期的な成果も得られるのです。

そんな世の中の原理原則についての考察が
述べてあります。

松下幸之助に学ぶ「時を待つ心」

何ごとをなすにも時というものがある。

時―それは人間の力を超えた、目に見えない大自然の力である。

いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。

いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。

冬が来れば春は近い。

桜は静かにその春を待つ。

それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった姿といえよう。

わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る。

おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。

あせらずあわてず、静かに時の来るのを待つ。

時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。

だが何もせずに待つことは僥倖を待つに等しい。

静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。

たくわえられた力がなければ、
時が来ても事は成就しないであろう。

時を得ぬ人は静かに待つがよい。

大自然の恵みを心から信じ、時の来るを信じて、
着々とわが力をたくわえるがよい。

着々とわが力をたくわえる人には、
時は必ず来る。

時期は必ず来る。

待てといわれればなおあせるのが人情である。

だが、自然の理はわがままな人情には流されない。

冷たいのではない。

静かに時を待つ人には、暖かい光を注ぐのである。

おたがいに時を待つ心を養いたい。

いかがでしたでしょうか?

焦らずにじっくりと

「力をたくわえる」

と共に、そのような

「心構えも養う」

ことが重要なのです。

自分自身にも伝えたい言葉です。

※続きは以下のページにお進みください。

367道 松下幸之助DAY~2日目「働き方のくふう」

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