498道 インフルエンザの場合は休むべきなのか?

インフルエンザから大分回復してきました。

頭痛は収まり、熱もなし。

ただ、身体の節々に違和感あり。

せっかくなのでこの機会に、インフルエンザについて
調べていました。

インフルエンザの疑問

インフルエンザに罹ったら、

「1週間はお休みですね」

ってよく言われるじゃないですか。

なぜだろう?

まずはそこが出発点でした。

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学校保健安全法

社会人においては、
あまりきちんとした決まりはないそうです。

会社によっては就業規則に
明記されていることもあるそうです。

では一般に言われる5日間や1週間という期間は、

「学校保健安全法」

によるものでした。

学校における児童生徒等及び職員の健康の保持増進を図るため、学校における保健管理に関し必要な事項を定めるとともに、学校における教育活動が安全な環境において実施され、児童生徒等の安全の確保が図られるよう、学校における安全管理に関し必要な事項を定め、もつて学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資することを目的とする法律です。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S33/S33HO056.html

学校保健安全法施行規則では、学校において予防すべき感染症の種別や、
各疾患の出席停止期間の基準が規定されています。

インフルエンザ(学校)の場合、

「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日を経過するまで」

を出席停止期間とするのです。

発症後とは?

ここで疑問に思うのが、
「発症後」という言葉だと思います。

発症後とは、いつから数えれば良いのでしょうか?

結論から言うと、

「発症を確認した日」は0日目

と考えます。

つまり、1月1日に発症した場合、
1月1日は発症後0日目ということになります。

1月2日が発症後1日目、3日が発症後2日目…となり、
発症後5日というと、1月6日ということになります。

「発症後5日間」という目安を守った場合は、
1月7日から会社に出勤できることになるというわけです。

1月7日を過ぎても熱が下がらない場合は、
「解熱後2日間」に従い、
熱が下がってから2日間は休まなければなりません。

分かりやすい早見表もありました↓

インフルエンザの場合、仕事は休むべきなのか?

ネットを検索すると、

「休むべき」

という結論の情報が出回っています。

もちろん、休むべきなのでしょう。

特に会社で働いている人は、
周りに迷惑がかかるからという理由が
一番大きいと思います。

では、在宅勤務の人ならば、
休むなということになるのでしょうか?

個人で仕事を受注していて、
在宅ワークです。

誰にもうつすことがないので、
仕事は休むなということでしょうか?

実際、受けた仕事の納期を過ぎるとなる場合、
インフルエンザだから~と
休んでいられないでしょう。

また、インフルエンザっぽいと本人が自覚していても、
もし病院に行かずに、診断されないままならば、

インフルエンザ確定ではないので、
インフルエンザとは言えず
休まなくてもいいということなのでしょうか?

つまり、これはインフルエンザだとわかってはいるものの、
病院に行ってはバレてしまう、

だから市販の風薬で乗り切ってしまおう
という強靭な精神力を持つ人ならば
休まずにいけてしまうのでしょうか?

(実際今回の私の場合、午前中に仕事の打ち合わせに行き、
午後に病院に行ってインフル判定だったりしたわけで。。)

すべては心の在り方次第

病気になると、
どうしても心が弱くなってしまいます。

だから休みたくなってしまうのだと
思います。

けど、そんな軟弱な心を寄せ付けず、
強靭な心を持ち、心が鉄でできている人ならば

何も言わずもくもくと自分のやるべきことを
やるのだと思います。

つまり、雇われている人ではなく、
自分で仕事を獲得しているような自営業者に
とっては、ネットの情報は関係ないのでは
ないでしょうか?

結局は、ネットに出回っている情報は、

「病気の際は会社を休みたい」

という会社員の気持ちを納得させるためだけの材料
なのかもしれません。

私個人の考えですから

今回のインフルエンザで、自分にも、

「病気でつらいから休みたい」

という気持ちが奥底にあることに
気がつかされました。

別に、病気でつらいから休むな
ということが言いたいのではなく、

病気でつらいのと、
自分のやるべきことをやらないのは

「関連性がないのではないか」

ということを言いたかったのです。

まだまだ、自分の心も強くないなぁと
思ったものです。

結論は、病気の際は療養すべし

そんなことを考えながらも、
インフルエンザ云々よりも

「病気の際は療養すべし」

だと思います。

日ごろは病気にならないように気を付けていますが、
それでもなってしまった場合は、

その状況だからこそ学べる事、得られるものを
存分に受け入れようと思っています。

なぜなら、

「人生すべてが自分の思い通りにいくわけじゃないんだよ」

ということを真正面から問われているような
気持ちにさせられますから。

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