636道 KISSの原則で上司力アップ!

KISSの原則

みなさんは

「KISS の原則」

というものをご存知ですか?

これは

“Keep It Simple, Stupid”

の頭文字をとった言葉で、意味は、

「シンプルにしておけ!この間抜け」

というものです。

もともとは、
ソフトウェアの業界で、

新たなパソコンをつくる際に、
不要な機能がたくさんついてきて

値段が高くなったり、
不必要な操作を覚える必要がでてきたりする
ことへの戒めでできています。

または、アニメ業界で
キャラクターを不自然に動かしすぎたり
身振りや表情や口の動きを強調しすぎたりする

ことを注意する際に使われています。

要は、

「単純性(簡潔性)が成功への鍵である」

ということなのです。

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現場における複雑化は効率ダウンとなる

これは我々の仕事においても同様です。

どの仕事においても
答えが明確に一つであること
というのはほとんどありません。

だから部下に質問されたときに、

市場の状況、顧客の特徴、製品内容などを
細かく説明をしながら伝えることがあると
思います。

けれど、部下からすれば
話が長く、かつ内容もとんでいる可能性があり、

「何を言っているのかわからない…」

ということがあるのです。

上司側はわかりやすく説明しているつもりでも、
部下からすると

「まわりくどくてわからない」
「指示の数が多すぎてぬけてしまう」
「優先順位がわからずスピード感がでない」
「で、結局どうすればいいの?」

となってしまっているのです。

もしあなたが、

「部下が仕事ができなくて困っている・・・」
「一度言ったことができない・・・」
「仕事が粗い・・・」

などと悩んでいるならば、
もしかしたら一度にたくさんのことを
伝えすぎているのかもしれません。

相手は、我々が思っているほど
キャパシティが広くないかもしれませんよ。

1メッセージで効率化を図る

なので、
KISSの原則を思い出しましょう。

「伝える内容はシンプルに!」

「1相談1メッセージ!」

「話の最後にコチラがまとめる!」

ということをしてみましょう。

コチラ側のちょっとした心がけと伝え方の変化で
相手の行動がかわってくるはずです。

会社における上司の役割の一つは、

「部下に成果を出してもらう」

ことがあります。

成果を出すためには
やるべきことが明確である必要があります。

なので、

「何をすればいいのか」

が具体的になるよう
アドバイスしてみてはどうでしょうか?

みなさんの上司力をあげる参考になれば幸いです。

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