912道 2倍成長するよりも、10倍成長するほうが簡単である説

成長の仮説を検証する

2倍成長するよりも、10倍成長するほうが簡単である説

アメリカのとある有名なビジネスコーチが
こう言っています。

”2倍成長よりも
10倍成長のほうが簡単である”

と。

普通に考えると、
10倍のほうが苦労が大きそうな気がします。

でも、よくよく考えると

「なるほど」

と思える内容なのです。

それはどういう意味のか説明していきます。

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2倍の成長は現在の延長線上の思考となる

たとえば、
私たち自身について考えてみると、

今よりも2倍成長するためには、

・本を読む量を2倍にする
・仕事量を2倍にする
・運動量を2倍にする
・家族との会話時間を2倍にする

というような案が出てきます。

実際に2倍取り組めば、
2倍の成長ができる可能性もありますが、
往々にして難しいでしょう。

なぜ難しいのか?

それは

「今の延長線上で考える」

からです。

今の自分が

「もうちょっと頑張ったら」

できるだろう、
ということを考えるのです。

現状がほとんど頑張っていないなら
別ですが、

多くの人は今現在も
それなりに頑張っているものです。

なので、これ以上頑張ろうとすると、
キャパ的に無理が出てきます。

身体的にも精神的にも
ツラくなってきます。

で、結局できない(やらない)
という結果になってしまうものなのです。

10倍の成長は根本からの改善思考となる

一方で、10倍に成長する、
と考えてみるとします。

すると単純に作業量を10倍にする
というのは無理なので、

必然的に発想が変わらざるを
えなくなるのです。

今の延長線上から考えるのではなく、

「どうすれば可能なのか?」

というゴールを意識した思考となるのです。

すると例えば、

10倍成長するためのアイデアとしては、

・対象市場を変える
・単価を(大幅に)変える
・利益の取り方を変える
・フランチャイズにする
・認定ビジネスにする
・個人向けから法人向けに変える
・他社と提携する
・会社勤めをやめる
・リモートワークを検討する
・書斎をもつ

などなどが考えられます。

この場合だと、
必ずしも作業の量を増やすだけの取り組み
ではなくなります。

作業時間を増やすというよりも、

「時間の使い方」
「マインドセット」
「活動のフォーカス」

を変えるのです。

自分の働く量が売上に連動する、
自分の稼働時間が成果に直結する、

という発想から抜け出さざるをえないのです。

「職人思考」「経営者思考」どちらもOK、あなた次第

職人のように自身がすべての工程に関わり、

「自身の成長=成果」

を追求する方法もよいでしょう。

でも、方法は一つではありません。

仕組みややり方を見直すことで

「ビジネスモデル=成長」

のように経営者のように追及していく方法も
あるのです。

どちらも間違いではありません。

人によって向き不向きがあるでしょう。

でも、

”2倍成長よりも
10倍成長のほうが簡単である”

という言葉があなた自身においても
あてはまるものである

ということを
知ってもらいたいのです。

考え方や視点を変えることで
今を変えるきっかけになるかもしれません。

10倍のためには何が出来るかを考えてみてはどうでしょうか?

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