989道 あなたが見ている世界は真実の半分でしかない。その半分の真実で相手を判断するのは早急である

月の表情

あなたが見ている世界は真実の半分でしかない。その半分の真実で相手を判断するのは早急である

あなたの周りには
いろいろな人がいると思います。

苦手な人、
嫌いな人、
うるさいと思う人、
あわない人、
しゃべりたくない人、

そんなネガティブなイメージを持っている人
が少なからずいるはずです。

でも、それは
その人のすべてではありません。

それはあなたから見えている

「一方向からの側面」

でしかないのです。

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あなたから見た相手。別の相手から見た相手。

とあるところに、
どうしても親が許せない人がいました。

自分にだけ理不尽につらくあたってくる
というのです。

その人に対して
別のとある方がこう言いました。

「あなたの親を知っている人たちに、
あなたの親はどんな人だったか、
話を聴いてみるといいですよ。

人は『自分』から見た
『相手』しか分からないですから。

どんなにひどいと思う人でも、
全員に同じように接しているわけではない。

だから、あなたは本当のことを知るために
別の誰かに聴く必要があるのです。」

その人とっては口うるさい親でも、

他の人からすると親身になって
接してくれる親切な人かもしれません。

いい意味でおせっかいな
お母さん的な存在かもしれません。

元気を注入してくれる
パワフルなおばちゃんかもしれません。

空気が読めない
一方通行な女性かもしれません。

自分の意見を押し付ける
専門家気質のおじさんかもしれません。

頼ってもらいたい
内心は寂しいおっさんかもしれません。

それはまた別の人とその人親との関係で
見えてくるものなので、

その人と同じ見え方をしているわけでは
ないのです。

あなたの身近な人にも二面性の顔があります

これは決して
特別な話ではありません。

あなたの周りにいる人とあなたの関係でも
同じことが生じているのです。

あなたが苦手な人は、
別の人からすると大切な奥さんかもしれません。

あなたが嫌いな人は、
別の人からすると大親友かもしれません。

あなたがうるさいと思う人は、
別の人からすると専門知識のある人かもしれません。

あなたがあわないと思う人は、
別の人からすると頼れる兄貴かもしれません。

あなたがしゃべりたくない人は、
別の人からすると趣味の大先輩かもしれません。

ちょっと考えれば当然のことなのですが、
目の前のその人も感情をもった人間です。

家に帰ればその人にも家族がいるし、
愛情を注いでくれた親がいるし、
育てている子どももいるでしょう。

その人にも穏やかな側面があるし
笑顔の瞬間もあるし、

私達と同じ血の通った
ひとりの人間なのです。

なので、
これからの人付き合いにおいて

あの人はひどい人、
冷たい人、
どうしようもない人だ、

などと思ったときであっても、
それは

相手が自分に対して見せた側面であり、
全員に対してそうではない

ということを
頭の片隅にでも置いておくことが大切です。

そうすることで
必要以上に壁をつくることなく、

適切な距離感で
お互いが損をしない付き合い方が
できるのですから。

円滑な人間関係のために視野は広くあろう

赤ちゃんの前だと

誰もがが優しい表情や
気持ちになってしまうように、

自分が出している姿を
相手が鏡の様に自分に見せている
のです。

世の中にはひどい人も、冷たい人もいない。

そういう風に見える側面があるだけ。

そのことを忘れないようにすることが、

多種多様な人と同じコミュニティで
円滑に過ごしていくための

必要不可欠である
対人関係のあるべきカタチなのです。

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