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年齢や性格なんて関係ない。人は誰しも成長する可能性を秘めている
いつもいくSEIYUに最近入ったばかりの
新人アルバイトの人がいます。
最初に見かけたのは3ヵ月くらい
だったかと思います。
レジを担当しているのですが、
初めてということもあってか
レジ打ちが遅い遅い(笑)
買い物をして
レジを選ぶ時は、
人が並んでいない列を
選ぶと思います。
一番人が少ない列を選べた!
と思ったら、その彼がレジ打ちだった。
そのレジ打ちが遅いがゆえに
結局、同じタイミングで並んだ人よりも
遅くなってしまった。。
という経験が何度かありました。
そんなことを何度もあったのですが、
最近、またその彼のレジに遭遇したのですが、
なんと
「早くなっていた」
のです。
確実に顧客1人あたりのレジ打ちの時間が
短縮されていて、
手つきも慣れた感があり
成長していたのです。
ある意味、慣れていけば
習熟度があがり、スピードが速くなるのは
当たり前だと思います。
なぜ私がこんなにも驚いているのかというと、
とある見立てがあったのです。
それは彼からは、
「早くしよう」
という気持ちが感じられなかった
からです。
成長したいという気持ちがない人は成長しないのか?
仕事を始めたばかりの頃は、
レジに時間がかかるのは
仕方がないものです。
慣れない作業だと遅いのは当然だし、
初めてのアルバイトだとしたら緊張もしているでしょう。
でも、彼からは
「レジ打ちを早くしよう」
「もっと早く打ちたい」
という気が何も感じられなかったのです。
(これは私の個人的な感想です)
挨拶にも元気がなく
淡々と作業をしているだけ、
かつゆっくりと品物をレジに通し
ただただ決められたことだけをやる、
という感じが全面にでていたのです。
(これも私の個人的な感想です)
だから、彼のレジには
期待していなかったのですが、
私の期待をいい意味で裏切り
成長を遂げていたのです。
何があったのかはわかりません。
社員の人に注意されたのか、
心理的な変化があったのか、
はたまた作業が慣れただけなのか。
でも一つだけ確実なのは、
「期待していなかった彼が成長した」
ということです。
あきらめない、見捨てない!成長の可能性は誰しもが秘めている
今回の例は私の個人的な見立てによる
感想が主ではあるのですが、
職場においても同様のケース
というのはあるのではないでしょうか?
・部下にやる気が感じられない
・何度言っても改善されない
・仕事のスピードがあがらない
・成長意欲が感じられない
などなど
不満は少なからずあるはずです。
でもだからといって
「期待をしない」
「あきらめてしまう」
というのは間違いです。
何がきっかけで人が成長するのかは
わからないものです。
早くからあきらめ見捨ててしまうと、
本人の成長を閉ざしてしまうし
その結果としてチームのパフォーマンスも落ちるし、
組織への貢献もできない
ということで
よいことは一つもありません。
「どんな人でも成長する可能性は常にある」
「ただ、まだその芽がでていないだけ」
そんなかかわり方をしてみてはどうでしょうか。
とあるアルバイトの彼から、
あらためて
「どんな人にも成長の可能性はある」
ということを考えさせられたのです。
皆さんの周りにも同じような人が
きっといるはずですよ。
フラットな視点で見てあげてくださいね。