あなたの目の前に、
「大きな瓶」
「拳サイズの大きな石」
「親指サイズの小さな石」
「細かい砂」
があります。
この石や砂をなるべくたくさん
瓶に入れようとするとどのような順番が
よいでしょうか?
Contents
原理原則は大きなタスクから着手しよう
砂を入れて地盤をならしますか?
小さな石をまき散らしますか?
大きな石から入れますか?
いろいろな考え方はあるかと思いますが
王道の正解は
「大きな石から入れる」
です。
最初に「大きな石」を入れて、
次に「小さな石」を入れ、
最後に「砂」をいれるのです。
大きな石から入れると
すぐに容量が一杯になってしまうような
気もしますが、
そもそも「大きな石」は容量を取るので
最初に入れなければすぐに入らなくなります。
逆に「小さな石」は
瓶を振ったり揺らすことで、
大きな石の合間をぬって落ちていきます。
小さな石を入れきった後に「砂」を入れます。
砂は一番粒子が細かいので
サラサラと入っていきます。
このように大きなものから入れることで
最大限に物を詰め込んでいくことができます。
仕事でも目標でもタスクでも原理原則は同じ
これは時間管理やタスク進捗においても同様です。
年始にたてた目標には大きな目標から小さな目標まで
様々あると思います。
また日々の仕事においても、
大きなタスクから小さなタスクまで
いろいろあると思います。
大きなタスクは難易度が高く
時間がかかりやすいものです。
反対に、小さなタスクは簡単にできて
時間もそれほどかかりません。
そんなタスクが混在していると
ついつい
「小さいタスク」
から手をつけてしまいがちです。
小さいタスクは手をつけやすいので
着手しやすいのです。
そしてそのまま小さいタスクを優先し、
他にやるべきこともたくさん出てきて、
いつの間にか気がつくと
「大きなタスクができない」
または、
「大きなタスクにかける時間が少なく
クオリティが低くなる」
といったことが
生じてしまうのです。
これが仕事ならば、
何とか無理をしてでもやりきることでしょう。
でもこれがタスクではなく、
「自分の目標」
だった場合、
無理をしてでも大きな目標達成をやりきることが
できるでしょうか?
「小さい目標達成はいくつかできたし、
もういいかな…」
もしくは
「わかっているけどスルーしてしまう」
となってしまわないでしょうか?
これが年始に立てた目標が
実現されない大きな要因のひとつなのです。
原理原則に則ってベストな成果を手に入れよう
我々はついつい
「小さなこと、やりやすいこと、簡単なこと」
を最初に処理しようとしてしまいます。
でも原理原則から考えると、
「大きな計画、大きな目標、大きなタスク」
から優先して着手すべきなのです。
細かいことこそ隙間の時間を捻出し、
調節しながら進めていけばよいのです。
我々の日常は大きなことから小さなことまで
たくさんの仕事、雑事、難題、面倒事が発生します。
その中でもしっかりと優先順位を明確にして、
ベストな進め方をしていきましょう!
そして一番良質な成果を得ましょう!