1220道 今に充実感を感じられないのはスキルや知識が足りないわけではない。○○がないだけである

成し遂げたい何かを持っていますか?

もっと優秀だったら、
もっと器用だったら、
もっとコミュニケーションが上手だったら、
もっと頑張ったら、

「もっといい人生になっただろう」

そう思うことありませんか?

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頑張りが足りないからもっと頑張ればいいの?

今ないものを求めて
頑張ることはいいことです。

それがモチベーションとなって
努力できるならばいいエサです。

でも、今よりも評価されるためには、

・もっと頑張らなければならない
・能力が高くないとダメだ
・結果をださないといけない

と思い込んでいないでしょうか?

そして、それを解消するために頑張ることで
ほんとうに充実感は得られるのでしょうか?

たしかに頑張ることで
昔よりはちょっとはマシになることでしょう。

スキルは身につくでしょう。

多少は給料もよくなるでしょう。

でも、おそらく

「満足感で満ち足りること」

はないはずです。

これは結果を出すことを
否定しているわけではありません。

結果を出せる人は優秀ですし、
とても素晴らしいことです。

でも、それよりも満たされない原因が

「他にもあるのではないか??」

と言いたいのです。

その頑張りの方向性は間違っているかもしれません

実は満たされない原因は、

頑張りが足りないのではなく、
能力や努力が足りないのではなく、
目標設定が間違っているのではなく、

「頑張りが足りない」
「優秀でなければ認められない」
「数字で結果を出さなければ意味がない」

という思い込みで
自分自身を縛っているということなのです。

周りから求められていること、
一般的に社会で必要とされ基準、
他の成功した人が言っていること、

などなどを
素直に、純粋に、黙々的に信じることで

「自分はまだ足りないんだ」

とより高見を目指して
突き進んでいるのです。

でも、その道の先に、
あなたが求めているものがあるのでしょうか?

もしも、今の時点でも
十分に頑張っているにも関わらず、

満たされていないのならば
求めているものが違うかもしれません。

これは私の仮説でしかありませんが、
あなたがほんとうに求めていることは

「あるがままの自分で
最高の自己表現をすること」

ではないでしょうか?

歩む道の先がイメージできていますか?

あなたが満たされない原因は
あなた自身に何かが足りないからではありません。

ただ感動で心が震えるような出来事を
体験していないだけです。

ただ満たされたと感じる
スイッチに気がついていないだけです。

ただ人生において本気になれることを
未だ知らないだけです。

ただ自分という存在が最大限に効果を発揮できる
何かに行き着いていないだけです。

つまりは、

「ただ道の途中にいるだけ」

のことでしかないのです。

「まだ自分の価値をわかっていない」だけなのです。

道の途中にいるから
完全に満ち足りていないのです。

でもそれは、

「道の途中にいると充実感を味わえない」

ということではありません。

道の途中でも
充実感を味わうことは可能です。

「今の道の先がぼんやりとでも、

『成し遂げたい何か』

に至ることを認識していれば」

ですが。

ひとときの充実感は簡単に手に入る。心底からの充実感には別の要素が必要。

今の仕事が何かしら
将来の糧になる可能性を感じているならば、
少なからずの充実感を味わうことは可能です。

たとえ今は
目の前の仕事に意味が感じられなくても、

いつの日か「活かしたい」と思えるならば
充実感を味わうことは可能です。

つまりは、

「進むべき方向」や
「在りたい姿」や
「成し遂げたいこと」

が何となくでもあるならば、
今という現在はその過程となり、

将来のための必須事項となるので
頑張れるものなのです。

一時の充実感、
ちょっとした満足感というものは、

日々の努力や取り組みで
いくらでも得られるものです。

でも、たとえ、
仕事において一つのプロジェクトを
成し遂げたからといって

一時は充実感や達成感を感じるものの
それが続かないのは、

その体験が自分の求めるゴールに
つながっていることを感じていないからです。

旅行に行って、
いろいろな風景や出来事に出会い、
一時は興奮、高揚感を感じるものの、

日常に戻った途端に
つまらなさを感じるのは、

日常のうえにある
自分の価値に気がついていないからです。

今の生活にそこそこ満足はしているものの、
心の底から大満足していないのは、

人生をかけて成し遂げたいことが
見つかっていないからです。

それはつまり、心底から大満足するには
人生をかけて成し遂げたいことが必要ということです。

道を極めるその過程にこそあなたが求めているものがある

本当の充実感を追求することを

私は

「道を極める」

という表現をしています。

生きている間に自身の道を完全に
極めることは難しいでしょう。

でも、

道を定め
その道を歩み、
その道を突き詰めていく

という『プロセスを経る』ことこそが
本当の充実感を得るために有用だと思っています。

人によって何で、どのようにして
充実感を得るのかはそれぞれです。

ここで「コレ」と話せるものではありません。

私がお伝えできるのは、

「プロセス」

であり、

「心構え」

であり、

「きっかけ」

でしかないと思っています。

今日の話は、
私自身が過ごしてきた生き方の中で
感じていることを率直にお伝えさせてもらいました。

抽象的なものが多いかもしれませんが、
何かしらの参考になれば幸いです。

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