577道 朝、たまごを焼いて欲しいと言われたらどうしますか?

「朝、たまごを焼いて欲しい」

と言われたらどうしますか?

このお願いだけだと
相手が何を求めているかわからないですよね?

そもそも、

「朝とは何時くらいのことなのか?」
「目玉焼きなのか、卵焼きなのか?」
「たまごだけで、ご飯やトーストはどうするのか?」
「何人分つくるのか?」

などなど
細かい部分がまったくわかりません。

けど、お願いする側としては
すでにイメージができています。

「朝の7時45分に朝食を食べたくて、
たまごとは目玉焼き。しかも半熟。

もちろんベーコンも一緒。
パンじゃなくてごはんね。

目玉焼きには?油でしょ。

あと飲み物はコーヒーで、
砂糖とミルク必須。」

などなど。

ただ、相手にはまったく伝わっていません。

そんなギャップありの会話していませんか?

自分はわかっていても相手はわかっていない

自分では十分に説明しているつもりでも、
相手はその半分くらいしかわかっていないものです。

また相手が素直に

「はい、わかりました」

と言ったとしても
実際に理解しているのは5割くらいです。

そのことに気づくのは終わった後。

そうした意思疎通の齟齬が多いように思います。

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指示したのに、なぜできていない?

仕事においても同様です。

「とりあえずこれやっといて」

「これはこうやってね。
わからなかったら聞いてね」

が積み重なって、
相手にしてみると具体的にやるべきこと
が見えていない状況になっています。

与えられた指示は、
大抵タイトなスケジュールで、

とりあえず動き始める必要があるので
部下に「1週間後までにやってきて」と仕事を振る。

1週間後のミーティングで進捗を確認しても
誰もやってきていない。

「なぜ指示したことができないんだ!」

そう怒っても、部下は下を向いている。

そんなことが積み重なって
仕事も進まず、人間関係もうまくいかない。。

これはすべてコミュニケーションの問題です。

自分基準は絶対ではないという大前提

人には誰しも基準があります。

そして自分の基準と他人の基準は違います。

その基準を確認することなく
物事を進めようと思っても

基準に違いがあるので
うまくかみあわないのは当然です。

なのでしっかりと会話して
確認することが必要になります。

それを面倒だと思って
省いてしまうと後々後悔することになります。

それがその時だけのギャップで済めば
まだいいのですが、

大体にして
その後の仕事のやり方や人間関係にも
響いてくるものです。

なので、すべての基本は「確認」なのです。

コミュニケーションをしっかりととって
依頼事項を確認し合いましょう。

そうすることが
相手との信頼関係を築くことになり
物事をスムーズに進めるコツなのです。

当然のことなのですが、
当然と思わずに文章にして確認してみました。

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