1073道 たとえ貧困の地であっても歌とダンスは世界共通で人を笑顔にする

歌とダンスで笑顔に
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たとえ貧困の地であっても歌とダンスは世界共通で人を笑顔にする

フィリピンに来てのここ二日間で
2つの施設を訪問しました。

貧困の現状を目の当たりにする

まずは
トレーニングセンター(Lv1)です。

ここは虐待などによって、親元にいられない子どもを保護し、
心身のケアを行う施設です。

最長で10ヶ月間滞在することができ、その間に精神的回復を
試みます。

子どもの引き取り手が見つかれば家に帰ることができます。

ただ、約8割の子どもたちの引き取り手がなくLv2の施設に
移ることになるのです。

ここでは、約8人の子ども達が
歌やダンスでお出迎えをしてくれて、

その後は日本から持参したしゃぼん玉などの
おもちゃで一緒に遊びました。

次の日には
SRDコンコウキョウセンターという幼稚園を訪問しました。

ここはかつてのスモーキーマウンテンに隣接する
フィリピン再貧困地区であるトンド地区にある幼稚園のような
施設です。

保育事業や奨学生事業、大人のための職業訓練を主に
展開しています。

地域に対する貢献度が評価され社会福祉省から
デイケアセンターとしての認可も受けています。

その他にも
各施設が支援している家族のお宅に訪問させてもらい
リアルな実情を見ることもできました。

ゴミと土が重なり合った山の上に家をたて、
トタン屋根をつけることもゆるされず
ビニールシートで屋根を作り、

家族と親戚で暮らす
一家のお宅を見ることもできした。

暗くてよく見えない路地のようなところで
衛生管理なんてないような場所で暮らすお宅を
訪問することもできました。

この実情だけを見ると
暗くて何も言えないところなのですが、

その中でも良い印象だったのが

「子どもたちの笑顔」

だったのです。

スタディーツアーの訪問者である我々を
歌や踊りでお出迎えしてくれたのです。

歌とダンスでおもてなし

恥ずかしそうな子どももいれば
ノリノリの子どももいれば、
無表情な子どももいたりと

さまざまではあったのですが、
少なくとも嫌そうな子どもはいませんでした。

とても楽しそうでした。

そんな楽しそうな笑顔で迎えられたら
こちらも自然と笑顔になりますよね。

振り付けもわからないけれど
一緒にダンスの輪に交じりますよね。

本当に子どものという存在は暗闇を照らす光です。

子どもの喜ぶ笑顔は世界共通の癒やしです。

そしてそれを演出するのが
歌でありダンスです。

最近はK-POPが流行っているそうで
モモランドのダンスを披露してもらいました。

(最初はこれがフィリピンの音楽なのかなぁと
思っていたのですがK-POPでした笑)

BBoom BBoomという曲でした。

国が違う音楽を手軽に真似ることができるというのは
まさに時代の変化なのだと思います。

そして
同様に異国の音楽であっても良いものは
流行っていくものであり、

それによって
共通してみんな幸せになるのです。

歌やダンスは世界を変えるチカラがある

音楽さえあれば、
音楽を口ずさむことさえできれば、

あとはリズムに応じて
身体を動かすだけです。

世界中の誰もが簡単にできることです。

それはつまり世界共通で
楽しむことができることでもあるのです。

音楽やダンスには本当に世界を変えるチカラが
あるのかもしれませんね。

私自身もダンスに携わる身として
世界共通のパフォーマンスとして楽しんでいきたいと
思うと同時に、

こんな素晴らしいチカラがあることを
実感したのでした。

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