1231道 「楽に生きる」ことと「楽しく生きる」ことの狭間に生きる我々は何を求めているのだろう

楽に生きる?楽しく生きる?

多くの人は、他人から

「指示・命令」

されることを嫌います。

自分のやりたいように、やりたいことを
自由にのびのびとやりたいと思うものです。

「楽しくやりたい!」

と心底から思っていることでしょう。

でもどちらにもそれぞれのメリット・デメリットが
あるものです。

さて、両方を知った上で

「楽しく生きたい!」
「楽に生きたい!」

あなたはどちらを望んでいるでしょう?

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「楽に生きたい派」と「楽しく生きたい派」の見分け方

楽に生きたいか、
楽しく生きたいか、

それを判別するための簡単な判別基準があります。

それが、

『未だこの世にはない新サービスを立ち上げます。
アイデア出しから実現までの道のりを考えてみましょう』

という質問に対する受け止め方によるものです。

この質問に対して、

「うわ~、めんどくせー」

と思う人は、
楽に生きたい人でしょう。

一方で、

「うわ~、おもしろそう!」

と思う人は、
楽しく生きたい人でしょう。

新しいことを考え、生み出すということは
楽しくもあり、ツラくもあります。

なので、この質問に対する受け止め方で
あなたの気質がわかるものなのです。

どちらにも「ツラさ」はある。では、どちらのツラさを選びますか?

楽に生きるにせよ、
楽しく生きるにせよ、

良いことだけが待ち受けているもの
ではありません。

それぞれのメリットを享受するためには
それ相応の対価を払う必要があります。

どちらにも

「ツラいこと」

は必ずあります。

それを踏まえた上であなたはどちらを選びますか?

指示・命令されて楽に生きることのツラさ

指示・命令されて生きることが

「楽に生きること」

につながるの?と疑問に思うかもしれません。

指示・命令されることは

・自分の意に添わないこともやらなければならない、
・会社都合を優先しなければならない
・やりたいことができにくい
・意味がないようなこともやらなければならない

などなど、
ツラいことしかないように思えるからです。

でも、それらはツラいことでもある一方で、

「楽なこと」

でもあるものです。

なぜなら、

・自ら考えなくてよい
・責任を負わなくてよい

からです。

どんなに理不尽な指示・命令であっても
それに従って生きていくということは、

決定権を会社や上司に渡している
ということであり、

自ら思考することを任せていることに
他ならないのです。

意に添わないことも
やらなければならないことは、
苦痛でありツラいこともあるでしょう。

でも同時にそれこそが

「楽である」

ことを生み出す要因でもあるのです。

自由に好きなことをして楽しく生きることのツラさ

一方で

「自由に好きなことをして楽しく生きよう」

と決断をする人もいることです。

会社勤めから独立し、
やりたいように働く選択をするのです。

一見すると
それはとても「自由」であるようでしょう。

でも、その自由の裏側には、

「責任」

がのしかかります。

自分で決めて、自分で判断して、
自分で行動する以上、

その成果や結果についても
自らが「責任」を負わなければなりません。

会社を倒産させるリスクもあれば、
資金繰りができなくなるリスク、

従業員同士のトラブルのリスクや
対社会に対する信用問題など、

さまざまな責任を負わなくてはなりません。

この

「一人で責任を負う」

ことがどれだけストレスになることか…。

楽しく自由に生きる裏側には
責任を追うというツラさがあることを

承知しておかなければなりません。

「楽に」かつ「楽しく」生きることはできるのか?

今のあなたはどちらに属しているでしょうか?

また、今までの話を踏まえて
別のほうに属してみたいと思いますか?

どちらにもどちらのメリット・デメリットが
あります。

また、

「楽に」かつ「楽しく」

生きることというのは可能なのでしょうか?

どちらも得ることは不可能ではないと思います。

でも同時に中途半端になるとも思います。

『中途半端で、なぁなぁで、何となく』

生きるのであればすぐにでもできるものです。

そうではなく、
楽に楽しくを追求していきたいならば、
その道のりはハードになるものです。

その道を行くためには

「どちらか一方で本気になる」

ことで、自らを高め、
段々ともう一方にシフトしていくことが
必要だからです。

その過程には

「楽」も「楽しさ」もない

ものです。

ツラさしかないです。

それでもあなたは楽と楽しさを追求しますか??

どちらを選ぶもあなた次第。その裏側にある真意を知ることが大事。

どちらを選ぶにせよ、
両方を得ようとするにせよ、

絶対の正解はありません。

そこに至るまでの道のりに関しても
唯一の正解となる道もないものです。

それぞれが、それぞれの価値観に基づいて
無限にある道から選んでいくものだからです。

でも、私が一つだけ言えることは、

誰にでも生きる意義があり、
それを見つけることこそが、

「自分自身の人生を生きる」

ことであるということ。

それが私が唱える
「道を極める」ということ。

そして、その過程においてはツラいことは多々あり、
決して避けられるものではない。

であるならば、

その過程を楽に生きるのか
楽しく生きるのか、

の違いでしかないのです。

ツラいけど楽。
ツラいけど楽しい。

どちらが良いですか?

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