1293道 平成最後の2019年度の新入社員のタイプはポテンシャル高めだが指示待ち「AIスピーカー」

2019年度の新入社員のタイプはAIスピーカー

毎年、産労総合研究所が発表している

「新入社員のタイプ」

の2019年度版が発表されました。

2年前からこのような発表があることを知り、
毎年紹介してきました。

過去記事はこちら↓↓

926道 2018年度(平成30年度)新入社員のタイフ゜は「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」
569道 平成29年度 新入社員の特徴~新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」~

今年は「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」。

可能性は秘めているが、
その実力を発揮させるためには手間がかかるとのことです。

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機能やスペックは十分!呼びかけ側が何を求め何を教えるのか

「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」

注目のAIスピーカー(引き続きの売り手市場)。多機能だが、機能を十分に発揮させるためには細かい設定(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要。最初の呼びかけが気恥ずかしいが(オーケー!とか)、それなしには何も始まらない。多くの新入社員はAIにはできない仕事にチャレンジしたいと考えていることをお忘れなく。

新入社員情報局
https://www.e-sanro.net/freshers/?page_id=668

毎年、時代背景にあわせて
よくも上手に考えるものだなぁと思います(笑

みなさんは、AIスピーカーを使ったことがありますか?

私は、ちょっと前に?よくテレビに出ていた

「アレクサ!」

と、声をかけると反応するスピーカーを使ったことがあります。

ちょっとした情報を検索する際には便利です。

スマホを出してわざわざ文字を入力する必要がなく、
手軽に、気軽に情報収集ができます。

そういった意味では、
新入社員のタイプとしてはなるほどと思えます。

というのも、今の若者は、

「知りたい情報はすぐに検索して得る」

ということが当たり前のようにできるからです。

学生時代からネット環境が当たり前のようにある
世代であるデジタルネイティブですから。

なのでネットに出回っている情報を収集するのは
息を吸うように当たり前にできるでしょう。

情報をどう読み解き、どう活用するかは教え手次第

でも、ネット情報の情報は

「信憑性に乏しい」

ものもあれば、

「表面的なもの」

しかないものも多いです。

AIスピーカーも表面的な情報しか収集できず、

・本当に知りたい情報
・その情報が意図すること
・深掘りする必要があるもの
・情報から見えてくる課題

といったものには対応することができません。

そして、それは新入社員も同じ。

大切なのは、

「その情報から何を読み取り、
どう加工して活用するのか」

ということであり、
そこまでの思考はできないものです。

(新入社員だけではないかもですが…)

でも、そんなのは当たり前です。

新入社員にできることなんてたかが知れています。

大切なのは、

「いかに育てていくか」

という教え手側の関わり方でしょう。

確かに、

学生側からのやる気が感じられない、
指示待ちが多い、
自ら考える力が弱い

などなどの学生に対する不満などもあるでしょう。

でも、それは我々が新入社員だった頃に、
上司の方々も同じように感じていたもののはず。

時代に応じて新入社員の傾向の違いはあれ、
「未熟者」であることは同じです。

そこはおおらかな気持ちで見守り、
我々が先輩方に育ててもらったように
育てていこうではありませんか。

かつての自分を思い出そう。何を思い何を感じていたのか

時がたてば、
昔のことは忘れてしまいがちですが、
我々にも同じような時期があったものです。

「人の振り見て我が振り直せ」
「初心忘るべからず」

という気持ちで
新入社員に関わってみてはどうでしょうか。

かつての自分が嫌だったこと、
もっとこうしてほしかったこと、

などは取り入れ実践してみましょう。

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